肥満抑制ホルモンの分泌を促して、動ける身体を手に入れよう!

ホルモン

おはようございます。柴です。

最近、Kindleで購入した「脳の設定を変える アンチエイジング最前線」という本を読みました。

これがまた面白い本でして、

  • ペット
  • コーヒー
  • 美肌
  • 血管
  • 味覚

などとアンチエイジングの関係という、
「え?これとアンチエイジングが関係あるの?」

といった内容が書いてあります。

その中でも、個人的に面白かったのは、肥満を抑制する作用があるレプチンというホルモンの話。

肥満は機能的な身体の大敵ですからねー。

これは是非シェアしたいと思い、記事にまとめてみました。

肥満抑制ホルモン、レプチンとは?

身体には、多量に脂肪を含む脂肪細胞というのがあります。

この細胞から分泌されるのがレプチンというホルモンで、
主に、

  • 摂食抑制
  • エネルギー消費亢進

に関与するため、別名、肥満抑制ホルモンと呼ばれています。

そのため、このレプチンをうまくコントロールすることが、体重コントロールの秘訣であると考えられています。

では一体どのようにして、このレプチンをコントロールするのか?

そのお話に入る前に、まずはレプチンのより細かな効果についてお話します。

レプチンが分泌されると甘いものが食べたくなくなる

最近の研究結果によると、レプチンが正しく分泌されていないマウスは、甘味に対する感受性が正常より高く、
正しく分泌されてるマウスは、甘味に対する感受性が低くなることがわかっています。

つまり、レプチンが分泌されると甘いものが食べたくなくなるということです。

また、正常だと血液中のレプチン濃度は、人では朝低く、夜は高くなるので、
これから動き出すため、エネルギーを必要とする朝に甘いものが食べたくなり、
寝るだけでエネルギーを必要としない夜には甘いものが食べたくなくなるのです。

そのため、このリズムがきちんとしている人は、夜中に甘いものが食べたくなるということはないので、肥満になりずらいのですが、
リズムが乱れてる人は、夜中に甘いものが食べたくなるため、それで食べてしまうと肥満体に近づいていきます。

これを解決するには、生活のリズムを整えることが必要です。

生活のリズムを整える

規則正しい食生活

この本によると、血液中のレプチンの濃度を正常に戻すには、
「よく噛み、よく味わいながらできるだけ規則正しく、間食せずに3食食べること!」
と書かれています。

そのため、リズムを整えて肥満を解消したいと思う人は、これを実行に移すのが一つの手です。

それともう一つ。ここからは本に書かれていないことですが、レプチンをコントロールするために、
食事と対をなして重要なのが睡眠です。

十分な睡眠

なぜ睡眠が重要なのかというと、睡眠が不足すると生活のリズムが狂ってしまうからです。

レプチンの濃度は朝低くなり、夜高くなります。
その朝と夜の間にあるのが睡眠なので、睡眠が不足したり、寝る時間が乱れていたりすると、レプチンの分泌リズムも狂ってしまうのです。

そのため、睡眠もかなり重要な要素になります。

最後に

レプチン。ダイエットはもちろんのこと、機能的な身体を作る上でも重要なホルモンになるので、
生活習慣が乱れてる人は、まずは食事と睡眠を整えることを意識してみてください。

このように、「脳の設定を変える アンチエイジング最前線」には、身体にとってかなり重要なことが書かれています。

専門書ですが、一般の方でも比較的読みやすい内容になっているので、ご興味のある方はぜひ読んでみてください^ ^

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas

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ABOUT US

柴雅仁
柴雅仁楽に動ける身体を作るパーソナルトレーナー
東京立川を拠点に活動するパーソナルトレーナー。痛みのない動ける身体を作るための方法を発信中。鍼灸師/NSCA認定パーソナルトレーナー/JCMA認定体軸セラピスト