冷え性改善方法〝隙間時間におこなう対策〟

その他

3月になり暖かくなってきましたが、冷え性の方はまだ少しキツイかと思います。

今回はそんな冷え性でお悩みの方に冷え性に効くセルフケア方法をご紹介したいと思います。

なぜ冷えるのか?

冷え性の原因として一般的にはよくあげられるのは、ストレスや運動不足による血行不良。

これも確かに冷え性の原因になるので、改善した方が良いことではあります。

ですが、冷え性でお悩みの方はこのことはご存知かと思いますので、今回はこのことに関しては特に触れません。別の視点でお話しさせていただきます。

原因1.手足の感覚が鈍くなってる

どちらもそうなんですが、手足の使いすぎも使わなすぎも筋肉が固まるので血流が悪くなり感覚が鈍くなります。

手の場合は使いすぎ、力を入れすぎて血流が悪くなっている可能性が高いですし、足の場合は常に靴下を履いていて、裸足でいることが少ない方は足裏や指の感覚が鈍くなり血流が悪くなっている可能性が高いです。

原因2.体幹の血流が悪い

エベレストの気温は、最も登頂率の高い5月だと、山頂付近で平均-25度、ベースキャンプでは、-7度ほどみたいです。

こんな極寒の冬山を登山すると、手や足の指が凍傷になり、最悪の場合切断することになります。

なぜ末端部は切断しなければならないほどの凍傷になると思いますか?これにはもちろん理由があります。

それは人間の防衛反応。1番機能低下してはいけない場所である体幹部を守るためです。

体幹部には内臓があり大きな血管やリンパ節があります。ここがやられると命に関わります。人間の身体はそれを回避するために、最悪なくなっても命に関わる可能性が低い末端部に血液を流さないようにして、その分体幹部に血液を流します。

冷え性もこれと同じです。体幹部の筋肉・内臓・血管・リンパ管が固まっていると冷えてしまうため、防衛反応が働き、末端部にいく血液を体幹部にまわすため手足が冷えてしまいます。

※参考書籍:3つの体液を流せば健康になる

対策方法

胸式呼吸と腹式呼吸

「3つの呼吸法」にある胸式呼吸と腹式呼吸をおこないます。

胸式呼吸をおこなうと心臓や肺に意識が向くため、血流が良くなり末端部に血液が行きやすくなります。

腹式呼吸をおこなうと心臓や肺以外の内臓や、ホース並みの太さの血管やリンパ管に意識が向きくため、これらが温まり、結果末端部に血液を流しても大丈夫だと脳に認識させることができます。

3つの呼吸法〝体幹のベースを作る〟

※参考書籍:上丹田 中丹田 下丹田

手をゆるめる

手指弾き

中指の付け根(手のクロスポイント)を抑えながら、指を弾いていきます。

手を撫でる

赤ちゃんを撫でるような優しい手で反対側の手の甲や平を撫でていきます。

 

足をゆるめる

足趾弾き

足趾一本一本を摘んで引っ張り、回して、弾いていきます。

足裏のクロスポイント

「クロスポイントワーク」にある足裏のクロスポイントをおこないます。

クロスポイント〝セルフケアの基礎〟

※参考書籍:人体のスイッチ

最後に

今回ご紹介した冷え性の対策方法もそうですが、短期間ですぐに結果が出るかは個人差があります。

ただコツコツやり続ければ確実に効果は出るので、すぐに効果が出なくても、来年の冬に向けての対策だと思って実践していってください。

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas