おはようございます。柴です。
私を含め、誰しも経験あると思うのですが、
「疲れてて身体が重い…」
「風邪ではないんだけど、何となく調子がすぐれない…」
こんなことってありますよね?
昨日担当したお客様が丁度そんな感じで、
「疲れてるせいか、いつもと同じトレーニングをしているのに、今日はダンベルが重く感じる。。。」
といった具合でした。
そこで私は、ある事を意識するよう伝えました。そしたら、
「あ!軽い!そして楽!」
とまぁこんな感じで瞬時に変化がでたのです。
疲れてる時の意識
「なんとなく気分がすぐれない…」
「身体が重い…」
そんな時って、少し俯き加減になりますよね。
これって自分で感じるよりも、他人を見るのが一番よくわかります。
元気のない人ってパッと見、猫背になっていたり、
話した時の声のトーンが低くなっていたり。
それで何となく
「〇〇さん、今日元気ないなー。」
「身体がダルそうだなー。」
と感じます。
このように元気がない人は、気分が落ちている。表現を変えると沈んでいます。
![](http://selfcare-lab.com/wp-content/uploads/2018/10/img_0178-300x200.jpg)
そしてこの沈んでる状態というのは、気持ちだけではなくて、身体にも出てきます。
気持ちが沈んでいる人は身体の下の方。つまり足に意識を向けているのです。
感覚としては地面に引っ張られる。重力に負けてる感じ。
昨日のお客様は、そのような状態でダンベルを握ったので、ダンベルが重たく感じたのです。
では一体どのようにしたら、沈んだ気持ちや、重たく感じる身体を持ち上げることができるのでしょうか。
それは真逆の身体の上の方に意識を向けることです。
元気な時の意識
気持ちが晴れやかな時は目線も高くなり、身体が軽く感じます。
それは他人を見てもよくわかりますよね。
背筋がスッとしてたり、声のトーンも高くなっていたり。
元気いっぱい!
というのが伝わります。
![](http://selfcare-lab.com/wp-content/uploads/2018/10/img_0179-300x200.jpg)
この状態も身体に出てきて、胸や頭など身体の上の方に意識が向けられています。
そして感覚でいうと空から誰かに引っ張られてるような感覚です。
この感覚を意識的に作ることで、昨日のお客様は、ダンベルトレーニングを楽に感じるようになりました。
と、こんな風に言われても、実際自分で体感しないとよくわからないですよね。
そのため、ここで1つ実験をしてみましょう。
実際にやってみよう!
意識を下にさげた時と、上にあげた時の心と体の変化を体感していきます。
まず立った状態で、足が地面に沈んでくように意識をしてください。
意識ができたらジャンプをしてみましょう。
今のジャンプのしやすさを覚えておいてくださいね。
次に、頭を上に引っ張られるように意識をしてください。
意識できたらジャンプしてみましょう。
いかがでしょうか?頭を上に引っ張られる意識をした方が足が軽くなり、ジャンプをしやすかったと思います。
そして、上に引っ張られる意識の方が、気持ち的にも晴れやな感じになると思います。
このように、人間の身体は意識をする方向によって、心も体も変わってしまうのです。
最後に
といっても、別にこれで疲労感がとれるわけではありません。
先程実験でおこなった意識操作は、あくまでもその場しのぎなので、最終的にはやはり身体をキチンと休めることが大事です。
そのため、意識操作はその場その場で、必要に応じて使っていただけたらと思います。
まとめ
- 疲れてる時は意識が下にさがり、身体が沈んでるような感覚になる。
- 元気な時は意識が上にあがり、身体が空に引っ張られる感覚になる。
- 意識操作をすることにより、沈んだ身体を起き上がらせ、晴れやかな気持ちにさせることができる。