柴です。
ビブラムシューズを履いて、約2ヶ月が経ちました。
そして、一昨日、ビブラムに関しての質問もいただきましたし、
2ヶ月履いてみて、色々感じていることもあるので、
今回は、
ビブラムを履いてから、身体に起きた「3つの変化」についてお話したいと思います。
多分、普通のシューズの時に、重心が前にあったんでしょうね。ビブラムはくと、重心位置がナチュラルな位置になるので、カカト寄りになります。なので、その感覚で大丈夫です。 #peing #質問箱 https://t.co/82BmPg9SmP
— 柴 雅仁@治療家パーソナルトレーナー (@PT_shiba) December 18, 2018
目次
ビブラムシューズとは?
ビブラムは、イタリアに本拠地を置くソールメーカーです。
詳細は、下記のサイトがわかりやすかったので、そちらを参考にしてみてください↓
そして、ビブラムシューズにも色々ありますが、私が履いてるのは、ビブラムファイブフィンガーズで、
その名の通り、五本指シューズになります。
このシューズを履いて1週間経って感じたことを、以前記事に書いたので、ご参考までに↓
ビブラムを2ヶ月履いて感じている身体の変化
身体に起きた3つの変化とは、
- 重心移動がスムーズになった
- バランス能力が上がった
- アーチが形成され、股関節の動きが良くなった
です。1つずつ解説していきますね。
重心移動がスムーズになった
足指は、意識が強い方向に重心が移動する傾向にあります。
例えば、親指の意識が強いと、親指にばかり重心が乗り、身体が内側に動きやすかったり。
※親指の意識を強めた時の片足スクワットの画像
逆に小指の意識が強いと、小指にばかり重心が乗り、身体が外側に動きやすかったり。
※小指の意識を強めた時の片足スクワットの画像
このような変化があるため、癖でどこか1つの指に意識が集中してると、常にそっち方向を向いて身体が動いてしまいます。
ですが、ビブラムを履くと、全ての指をバラバラに使おうとするため、指1本1本が満遍なく動いて、どの指もほぼ均等に意識が向きます。
すると、どの方向にも動きやすくなるため、重心移動がスムーズになるのです。
バランス能力が上がった
足は唯一地面に接地している部位です。
そのため、しっかり安定して立てるように、メカノレセプターと呼ばれる足裏の感覚を脳に伝える受容器が豊富に分布しています。
バランス能力が悪い人は、足裏の感度が悪くなっているケースが多く、足裏のメカノレセプターに刺激が入りにくいため、バランスが取れなくなっています。
ですが、ビブラムシューズは、裸足に近い感覚になるため、履いて生活しているだけで、メカのレセプターを刺激するため、バランス能力が上がるのです。
実際に「片足立ちが〇〇秒長くできるようになりましたー」
とかは、測ってないのでわかりませんが、足裏の感覚がかなり研ぎ澄まされたため、以前にも増して、バランス能力が上がっている感じがします。
アーチが形成され、股関節の動きが良くなった
足裏の感覚が強くなってくると、足裏のインナーマッスルの機能が高まり、アーチが形成されます。
その中でも、特にアーチ形成と関係が深く、股関節に良い影響を与えるのが、後脛骨筋と長腓骨筋です。
この2つの筋肉は、ふくらはぎや膝裏、裏ももや内ももを介して、股関節の動きを作る大腰筋と繋がっています。
そのため、足裏の感覚が強くなると、股関節の動きが良くなるのです。
私の場合は、左と比べると、右の方がアーチ(土踏まず)が落ちていて、股関節の動きが悪くなりやすいのですが、
ビブラムシューズを履いてから、右のアーチがしっかりと形成され、股関節の動きも良くなりました。
まとめ
普通の靴ではなかった、これらの変化をビブラムシューズを履いてから感じているので、
こうなると、普通の靴を履くのが少し嫌になりますよね。笑
もう私は虜でございます。
ビブラムシューズは、少し値が張りますし、履き慣れるまでは、どこか痛くなる可能性がありますが、(以前、記事に書いたのでご参考までに→何が違うの?裸足感覚シューズと普通のシューズの違い。)
それを超えてしまえば、今までにない動きができる身体に変わる可能性があるシューズのため、ご興味のある方は、試してみる価値ありですよ(^ ^)