寝つきが悪い時に効果的なワーク

睡眠

おはようございます。柴です。

10/4の深夜0時15分。

千葉県東方沖で震度4の地震がありました。

私が住んでる横浜では、震度1くらいだったので、地震があったかどうかもよくわからないくらいだったのですが、

問題は緊急地震速報の音の方。

地震よりその音にびっくりして、飛び起きてしまい、そこから興奮して眠れなくなりました。

地震を知らせてくれる音なので、寝てる時にも気づくように、あの音なんだと思うんですが、

あの音、正直嫌ですよね。

なんかもう地震というより、緊急地震速報の音が怖いですもん。。。

ということで、そこからしばらく眠れなくなってしまったのですが、あまりにも眠れないので、寝つきを良くするワークを実践しました。

すると、やり終わってから数分で眠れて、気づいたら朝を迎えてました。

さすが!効果絶大。笑

ということで、本日は、寝つきを良くするワークとは何か?それをやると何故眠れるようになるのか?

についてお話したいと思います。

眠れなくなる原因

まずそもそも何故眠れなくなってしまうのか。

その理由は交感神経が優位になってしまうからです。

交感神経と、その反対に位置する副交感神経は、合わせて自律神経と呼ばれ、私達の意思とは無関係に「自律」して、身体の各臓器をコントロールしています。

そして、臓器のコントロール以外にも体内時計とも連動しているため、睡眠にも大きく関わっているのです。

交感神経は興奮させる神経で、副交感神経はリラックスさせる神経になります。

そのため、朝目覚める時は、これから活動するため交感神経優位になり、夜眠る時は、身体を休めるために副交感神経優位になります。

このリズムがきちんとしていると、朝目覚めて、夜眠るという流れができるのですが、稀にそのリズムが狂う時があります。

その1つが今回私が目覚めてしまったケースのような場合です。

今回は緊急地震速報の音にびっくりしてしまい、交感神経が優位になりましたが、
その他にも、例えば悩み事があったり、疲れすぎてたりすると、夜の時間帯に交感神経が優位に働いてしまうため、眠れなくなってしまうのです。

そして、交感神経優位になっている時は、脳が興奮状態になっています。

交感神経優位になると脳が興奮状態になる

交感神経優位になり脳が興奮状態になると、脳の前にある前頭葉が活発に働きます。

そして、その影響で、頭の前側にあり、目の周りにある眼輪筋や、前の横にある側頭筋が緊張して固まってしまうのです。

これらが固まると、頭が締め付けられ、目を使ってなくても目が疲れるような感じになるので、余計に交感神経優位になってしまうのです。

そのため、これを解決するには、2つの筋肉をゆるめつつ、脳を落ち着かせる必要があります。

脳を落ち着かせるには?

側頭筋をゆるめるには耳を動かすこと。そして眼輪筋をゆるめるには、直接ほぐすことが効果的です。

側頭筋は耳と繋がっているため、耳を動かすと側頭筋をゆるめることができます。

そして、脳を落ち着かせるには腹式呼吸が効果的です。

腹式呼吸をおこなうと、呼吸のリズムが整い、副交感神経を優位にすることができます。

これらを踏まえた上で、下記のワークをおこなっていきましょう。

側頭筋をゆるめる①

  1. 耳の上、真ん中、下と3方向に向けて左右同時に引っ張る。
  2. 少し痛みを感じるところあたりで止めて、腹式呼吸を2〜3回おこなう。

側頭筋をゆるめる②

  1. 耳の付け根を指で左右両方とも挟む。
  2. 指で頭を押さえて固定。
  3. 耳を前後に各5〜10回ずつ大きく回す。

眼輪筋をゆるめる①

  1. 眉毛の一番内側の、すぐ下にある深いくぼみを触る。
  2. そこを斜め上に押してほぐしていく。

眼輪筋をゆるめる②

  1. 眉毛の真ん中から少しだけ下におりたところにあるくぼみを触る。
  2. ここを斜め上に向かって押してほぐしていく。

最後に

ここに書いたことと全く同じことをやって、ようやく眠りにつくことができました。

もっと早くやっておけば良かったと、少し後悔しています。そうすればもっと寝れたのに。笑

もし皆さんの中で、眠りが浅い。寝つきが悪い。また今回の私のように突然目覚めてしまい、そこから眠れなくなってしまった。

などがありましたら、今回のワークを是非試してみてください。

意外と効きますよー!

まとめ

  • 眠れなくなる原因は、副交感神経優位になるべき夜の時間帯に、交感神経優位になってしまい、興奮状態になるため。
  • 交感神経優位になると脳が興奮状態になり、前頭葉が活発に働く。すると、前頭葉付近にある側頭筋や眼輪筋が固まってしまう。
  • 眠れるようにするには、側頭筋の近くにある耳を動かし、眼輪筋を直接ほぐして、腹式呼吸で副交感神経優位にし、脳を落ち着かせる。

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas