こんにちは!柴です。
先週セッションを実施したお客様から、次の日にこんなメールをいただきました。
毎朝起きると体が怠く、日中も眠いという症状がずっと続いていましたが、今朝はスッキリ起きる事ができました。胸椎がガチガチで呼吸が浅かったのがよ〜くわかりました。
この方には、
- 胸椎の動かし方
- 胸椎と関係ある背骨の動かし方
- 胸椎を意識した静的ストレッチ3種
- 胸椎を意識した動的ストレッチ3種
をご案内したのですが、
それにより体の怠さや眠気が解消されたようなのです。
本当に良かった!!
このように、
「原因はわからないけど、何となく体が怠い、、、けど病院にいくほどでもないしなー、、、」という症状は、胸椎の硬さが関係してる事が結構あるんですよね。
どんな関係かというと、メールにもありましたが、
胸椎は呼吸と深い関係があるのです。
胸椎と呼吸
まず内臓の視点からお話ししますね。
心臓の神経は胸椎の1〜4番。肺の神経は胸椎1〜2番と5〜6番から出ています。
そのため、胸椎の1〜6番は呼吸に関係する内臓と繋がる部分になるので、
ここに付着する筋肉の、菱形筋、板状筋、僧帽筋などの筋肉が固まると、
胸椎1〜6番の動きが悪くなり、そこから心臓や肺に影響を与えて、呼吸を浅くしてしまいます。
そして筋肉の視点から話すと、
先程あげた3つの筋肉やその他の背中の筋肉が、
姿勢や動きの癖など、何かしらが影響して固まると、
胸椎から繋がる肋骨の動きも悪くします。
みぞおちの奥にある横隔膜や、肋骨の間にある肋間筋は、呼吸筋で肋骨についるため、
肋骨の動きが悪くなると、呼吸筋の働きも悪くなり、
それで呼吸が浅くなるのです。
このように胸椎が硬くなると、呼吸が浅くなってしまうので、
そうなると酸素が、脳や筋肉、内臓など全身に行き渡らなくなるため、
その結果、体が怠くなったり、眠気がしたりするのです。
胸椎のストレッチ
「体の怠さや眠気を解消する!」
「そもそもそうならないような体を作る!」
この目的を達成するための第一歩として、まずは胸椎のストレッチをしていきましょう。
やり方はこの動画で。
「首こり、首の痛みがある人ほど、首を動かし過ぎ!」
首の頸椎ばかり動かして
そっから下の胸椎が全然動いてない。
だから首に不具合が生じる。なので
直接アプローチも大事だけど
こういったもう一個深掘りした部位を柔らかくする事もとても大事なんです。30秒1セットで良いのでやりましょ。 pic.twitter.com/6yM7DVjW4p
— 柴 雅仁|治療家・パーソナルトレーナー (@PT_shiba) March 18, 2021
片方30〜60秒を1セットで良いのでやっていきましょう。
その他、このYouTubeのストレッチも胸椎を伸ばしてるので、
デスクワーカーで、仕事の合間にやりたい方は 、
こっちをやって下さい!
これで体質を変えていきましょう!