「大袈裟だ」
トレーニング中に肩を痛めてしまい、
診てもらった整形外科の先生にこのように言われてしまった方の治療を、
先週させていただきました。
診断名は肩関節周囲炎。
当日動きを見させていただいた時の感じからすると、
全然大袈裟とかではなく、
これは普通に痛いよね、、、というような感じでした。
そこで色々診ていった結果、エラー箇所はいくつかあったのですが、
その中でも特に気になったのが肋骨。
なので肋骨周りをゆっくりと緩めていったら、、、
なんとかその場で痛みを取る事ができました!
終わった後、このようなメッセージをいただけたので良かったです(^ ^)
今日は本当にありがとうございました。
痛みがないと気持ちが軽くなりますね!
るんるん気分です。
自主トレ頑張って早くウェイトトレーニング再開したいです。
頑張り過ぎない程度に頑張ります。
やはり肋骨と肩は関係が深いですねー。
肩が痛い人は、肋骨のエラーを疑え!
肋骨周りってあまり触れないケースが多いですが、
ここは肩の調整には欠かせない部位です。
なぜなら、肋骨の上に肩甲骨が乗ってて、
肩甲骨から肋骨にかけてついてる筋肉が複数あるので、
肋骨にエラーがあると、肩にも影響を与えます。
今回のケースだと、
胸を張りすぎて肋骨が開いてしまい、肋骨の間の肋間筋が緊張。
そしてそこから繋がる前鋸筋も固まり、
その影響で、表層の胸や肩の前側が固まり、痛みが出ていました。
そしてこれにプラス、横隔膜も関係していましたね!
横隔膜もほぐす
胸を張りすぎると、
横隔膜の前側が、上にあがりっぱなしの状態で固まります。
横隔膜は呼吸の時に使われる筋肉で、
肋間筋も同じく呼吸の時に使われる筋肉です。
なので、横隔膜が固まると、
呼吸が浅くなり、それにより肋間筋が固まるので、
そこから肩に影響を与える事もあります。
なので、肩が痛む方は、
肋骨周りと横隔膜、両方をほぐす必要がありますね!
肋骨と横隔膜をほぐす
ではそのほぐし方について。
まず肋骨ほぐしはこの動画を。
そして横隔膜ほぐしは、この動画を参考にして下さい!
肩が痛むと、どうしても患部のマッサージやストレッチに偏ってしまいますが、
このように少し違った部位からのアプローチが、
痛み解消に繋がることが多々あるので、
お悩みの方は、まずは一度やってみて下さいね!