こんにちは!柴です。
緊急事態宣言の延長が決定しましたね。
僕が経営するSPTパーソナルトレーニングサロンは、感染症対策を今まで以上に徹底したうえで、
5/12より営業を再開します。
詳細は下記リンクよりご確認下さい。
→https://selfcare-lab.com/business-resumption
ただ、今週は既に予約がうまっているため、
施術や運動指導をご希望の方は、来週以降にご予約ください。よろしくお願い致します。
→https://www.spt-shiba.com/reservation
さて、緊急事態宣言の前半のGW期間は休業にしたわけですが、
前にブログに書いた通り、その間僕は腰痛になりました。
原因はお腹のほぐし過ぎですね。
この記事にも書いた通り、今はもう治ってはいます。
ただ治ってからもしばらく、痛めた患部やその周辺がずっとモヤモヤしてたんですよね。
なのでその原因も色々探っていたのですが、
その要素の一つが感情が関係しているかなと思っているのです。
具体的にいうと「怒」の感情です。
「怒」の感情
コロナウィルスが流行してから、もう1年以上経ちます。
この1年間。個人的には、良く言えば刺激的でしたし、悪く言えば不安の多い1年でした。
毎日毎日コロナ関係のニュースで、
急にくる緊急事態宣言やまん延防止等重点措置。
いつどうなるかわからない。
先の読めない。
色々な局面で判断を強いられる。
常に緊張の糸が張り詰めてる状態です。
もちろん個人で仕事をしてるというのもあり、個人で仕事をし始めてからは、常に程よい緊張感を保ってましたが、この1年はその程良さを超えています。
でもこれは僕だけでなく、
日本国民全員がその状態だと思います。
そんな超ストレスを抱えてると、
どうしてもこの「怒」の感情が出てきてしまうんですよね。
そしてその感情が、
肝臓・胆嚢の経絡に影響を与え、そこから腰痛を引き起こします。
肝・胆の経絡
まず経絡とは東洋医学的な考えで、
簡単にいうと、ツボとツボを結んだラインの事を言います。
このラインは14あって、その中の12の経絡には内臓の名前が振り分けられています。
なので例えば、肝臓と胆嚢の経絡にエラーがあると、肝臓や胆嚢にも何かしらのエラーがある可能性がありますし、
その逆もまた然りです。
というように経絡と内臓は密接に関係してるのですが、
この経絡は感情とも関係しているのです。
今回のブログテーマである「怒」の感情に関しては、
肝臓と胆嚢の経絡が関係しています。
コロナウィルスの流行により、
今までの生活が一変して、
仕事からプライベートまで、様々な事に変化がありました。
やりたい事ができなくなったり、
物事が思ったように進まなかったり。
色々ストレスのかかる1年だったと思います。
そんなストレスがかかると、表に出さないようにしていても、
「怒」の感情が心の中に積もり積もってきますよね。
するとどこかのタイミングで、肝臓や胆嚢の経絡にも影響が出てきます。
肝臓の経絡は、足の内側から体幹と通り、
胆嚢の経絡は、足の外側から脇腹を通り、頭にいきます。
なので「怒」の感情が積もり積もってくると、
この2つの経絡が反応して、その経絡上の筋肉を固めたりするのです。
今回の僕の場合で言えば、内ももや外もも、お尻が固まりました。
内ももは腰の背骨につく腸腰筋と繋がりますし、
外もも・お尻は腰・背中の広背筋と繋がります。
そのため、それもあって腰痛になったのかなと思うのです。
このように心と体は密接に関係してるので、
今現在腰痛になってる方は、この「怒」の感情からの腰痛を疑ってもいいかもです。
肝・胆の経絡を調整する
腰痛の方は、以下で紹介する肝臓・胆嚢の経絡を調整するほぐしとストレッチを試しにやってみましょう!
全て30秒〜60秒を目安に取り組んでみてください。
内ももほぐし(肝臓の経絡調整)
内ももにマッサージガン。
もしくは肘を当てて、グリグリほぐす。
股関節硬い・痛い人は、
試しにマッサージガン(@uFitOfficial )。もしくは肘で内ももほぐしてみましょう。それをやるだけで、
股関節が柔らかくなり、
足がスイスイ上がりますよー🤸♀️ pic.twitter.com/MeMq2B9QIv— 柴 雅仁|治療家・パーソナルトレーナー (@PT_shiba) May 6, 2021
外ももほぐし(胆嚢の経絡調整)
外ももにマッサージガン。
もしくは皮下脂肪はがしで、ほぐしていく。
「脚痩せトレーニングの前に外ももほぐし」
これやっとくと、
太くなる原因の外ももの緊張感がとれるから、
脚トレの効率が上がる。 pic.twitter.com/M6w210AdwJ— 柴 雅仁|治療家・パーソナルトレーナー (@PT_shiba) May 9, 2021
肝臓・胆嚢の経絡調整ストレッチ
動画左のお尻のストレッチ(胆嚢の経絡調整)
仰向けに寝転がり、膝を立てて、足を組む。
組んだ足を抱えて胸に近づけて、お尻の筋肉を伸ばす。
動画右の内ももストレッチ(肝臓の経絡調整)
四つん這いから膝の間を開いて、足裏同士を近づける。
両肘を地面につけたら、お尻を引いて、内ももを伸ばす
腰痛になったのは「怒」の感情の関係もあるかも
緊急事態宣言
長引く自粛生活
思ったのようにいかない表面上には出さないようにしてるけど、心の中ではこの感情が出てたのかもね
まずはそれを認める事
あとは「怒」の感情を鎮める為に
肝・胆経ストレッチここのエラーは「怒」の感情を生むので https://t.co/y93sy54gTQ pic.twitter.com/Iw8hxQnf7p
— 柴 雅仁|治療家・パーソナルトレーナー (@PT_shiba) May 5, 2021
いかがでしょう?
やってみて、これで腰が軽くなる方は「怒」の感情が関係してるかもですね。
そして腰が軽くなった方は、心の状態も少し良くなってるのではないかなと思います。
この感情の根本原因を解決しなければ、本当の意味での解決にはなりませんが、
でもこんな感じで身体からアプローチするだけで痛みや「怒」の感情の緩和に繋がるので、
お悩みの方は、これらのほぐしやストレッチを小まめにやっていきましょう!
まとめ
今回の内容はあまり慣れない経絡や感情の話になったので、
まとめておきますね。
この流れを知ってるだけでも全然違うので、覚えられそうな方は、
まとめを何回か読んで、覚えておいてください。
ストレスが溜まると「怒」の感情が心の中に積もり積もっていく
↓
肝臓・胆嚢の経絡が影響を受ける
↓
肝臓・胆嚢の経絡上にある、内もも・外もも・お尻の筋肉が固まる
↓
内ももは腰の背骨につく腸腰筋と繋がり
外もも・お尻は腰・背中の広背筋と繋がるため
内もも・外もも・お尻の筋肉が固まると、腰も固まる
↓
腰痛になる
↓
解決するために、肝臓・胆嚢の経絡上にある筋肉を、ほぐしとストレッチで緩めることで、
腰痛や「怒」の感情が緩和する。