【腰痛の人ほど「外重心」】片足立ちがフラつかない?

腰・背中

こんにちは!柴です。

僕が経営する、SPTパーソナルトレーニングサロンには、
治療目的で来てくださる方が多くいます。

そのため、腰痛治療をする事が結構あるのですが、
数多く診てて、腰痛の方にはある特徴がある事に気がつきました。

それは「外重心」の人が、めっちゃ多いという事です!

先日、初回セッションでお越しくださったこちらの方も外重心で、そこから腰痛・膝痛になっていました。

腰痛・膝痛が即解消されたのは、
お腹や脚などその他の部位の治療もそうですが、
外重心も変えるための、足部調整が効いたように感じています。

そしてこの足部調整はセルフでもできるので、
本日のブログは、外重心と腰痛の関係性と、足部調整方法についてシェアしていきますね!

外重心

タイトルに「片足立ちがフラつかない?」と入れてますが、
これ何も外側にフラつく人の事だけを指してるワケではありません。
内側にフラつく人も、実は隠れ外重心だったりするので、
腰痛があり、片足立ちが外か内のどちらかにフラつく人は、
足部のエラーにより、腰痛を引き起こしてる可能性があります。

どういうことかというと、
まず始めに、僕がここで書いた「外重心」というのを、もう少し具体的にしていきますね。

外重心とはつまり、
外アーチが潰れてる人
の事を指します。

足の外側には、小指薬指の骨と、その根本に立方骨があり、
これらがアーチ状に引き上がる事で、外アーチを形成します。

ですが外重心の人は、これらの骨が落下して、
外アーチを潰してしまってるのです。

この状態で片足立ちをすると、もちろん外にフラつきます。

ですが人によっては、外にフラつくのを無意識的に嫌がって、
無理やり内側に力を入れて、なんとかバランスを取ろうとします。
こういった人は、外重心なのに内側にフラつく、隠れ外重心です。

そのため腰痛の方で、片足立ちが外か内、どちらかにフラつく人は、
それが影響して腰痛になってる可能性があるのです。

外重心と腰痛の関係

では外アーチが潰れて、外重心になってる人は、
なぜ腰痛を引き起こすのでしょうか?

それは、外アーチが潰れると、足の外側の筋肉が緊張するからです。

外アーチが潰れると、外アーチを形成する筋肉の1つである長腓骨筋が、
うまく使えず緊張して固まってしまいます。

この筋肉は外もも・お尻の筋肉を介して腰と繋がるため、
外重心になり、長腓骨筋が固まると、その固さが腰にも伝わり、
それで腰痛になってしまうのです。

そのため腰痛の方は、
外アーチを形成する骨を引き上げつつ、
そのアーチを固定する筋肉である長腓骨筋を使えた方が良いのです。

そして更にもう一つ使えた方が良い筋肉があります。

それは小趾外転筋です。

外アーチを形成する筋肉

小趾外転筋は、踵の外側から小指の骨についてる筋肉で、
この筋肉も外アーチを固定する筋肉です。

そのため、この筋肉もしっかりと使えるように刺激していきたいですね。

ではこれらを踏まえた上で、腰痛の方は、以下の外アーチ形成ワークをやってみましょう!

外アーチ形成ワーク

骨を引き上げて、小趾外転筋を使う

立った状態で薬指の下にテニスボールかマッサージボールを置きます。
それができたら、薬骨を引き上げるイメージで、ボールを踏んでいきましょう。
この時、薬指の「前側・真ん中・後ろ側」と3分割ぐらいして踏めると良いです。

これを3〜5往復行います。

そしてそれができたら、
外くるぶしの真下より少し前あたりにボールを置いて、踏んで、立方骨を引き上げます。
その状態のまま、小指薬指をしっかり握るようにグーパーを10回行います。
この時、小趾外転筋を意識しましょう。

この一連の流れは、昨日ツイートした動画で説明してるので、そちらをご確認ください。

長腓骨筋を使う

指を除いた足裏の真ん中に長腓骨筋があるので、
そこの下にボールを置いて踏み、
長腓骨筋を意識しながらグーパーを10回行います。

こちらも過去に動画をツイートしたので、詳しくは動画を参考にしてください。

腰痛の人は足の調整も大事!

足は人間にとって土台となる部位です。

この土台が崩れれば、その上にある筋肉や関節に変な負担をかけてしまいます。

なので腰痛の方は、腰やお尻周りのケアだけでなく、
足部の調整もとても大事なので、本日から取り入れてくださいね!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas