「腰痛がなかなか良くならない…」
その原因はもしかしたら大腰筋の機能低下にあるかもしれません。
インナーマッスルの大腰筋の働きが落ちると、腰に大きな負担をかけてしまうのです。
という事で今回は、腰痛と大腰筋の関係についてお話ししていきますね!
実際こんな変化がありました
実際、先週行った浦和でのパーソナルで、大腰筋に刺激を入れたら、前屈時の腰痛が軽減したお客様がいます。
腰痛の原因の一つが
大腰筋の機能低下
股関節のインナーマッスルである大腰筋の働きが落ちると、骨盤が立たなくなるため、背骨が綺麗なS字カーブを描けなくなる
これは腰にとって大きな負担
しっかり刺激を入れることで腰痛軽減に繋がりました🙌 pic.twitter.com/rXmkdac3Xt
— 柴 雅仁|鍼灸師・パーソナルトレーナー (@PT_shiba) December 19, 2023
では何故、大腰筋に刺激を入れたら腰痛が軽減したのか?
そのお話をする前に、まずは大腰筋の解剖学からみていきましょう。
大腰筋の解剖学
もう少し専門的に言うと、、、
このように大腰筋は体の奥深くにあり、直接触ることもできないため、意識しづらく弱くなりやすい筋肉なんです。
そんな大腰筋ですが、機能を高められると腰痛解消に繋げることができます。その理由は2つ。
腰痛に効く理由
①腰椎を安定させる
大腰筋は股関節を前から守り、大腿骨を骨盤に押し付ける働きがあります。
これができると骨盤が立つため、腰椎が自然なカーブを描けますし、さらに大腰筋は腰椎の圧縮力を高める事もできるため、安定させるのにも関係してきます。
②横隔膜と連結
大腰筋は呼吸の時に働く横隔膜と繋がっています。
大腰筋が弱るとその影響が横隔膜にも出て、呼吸機能が落ちて、胸郭の動きが少なくなります。
胸郭の下に腰椎があるため、胸郭の動きが少なくなると、その分の動きを腰椎で補う事になり、その結果腰に負担をかけてしまうのです。
大腰筋に刺激を入れる
ワーク❶
- ヘソから指4本上のみぞおちを触る(この奥に大腰筋がある)
- みぞおちを前に押し出す、丸める
- みぞおちを横にズラす意識で体を倒す
- みぞおちから動かす意識で体を捻る
▼ これを全て5-10回行う
ワーク❷
- 足を腰幅にして膝を軽く緩め、壁にお尻をつけて鼠径部の真ん中を触る
- 鼠径部から曲げるよにお辞儀をする
- 裏ももが伸びてるのを感じとる
- これを10回行う
最後まで読んでくださりありがとうございます(^ ^)