【逆に疲れやすくなる!】疲れた時に甘いものがダメな理由

栄養

外出自粛で、なるべく外に出ない。
仕事もテレワークで自宅にいることが多い。

でも、今まで以上に動いてないのに、何故だか身体が重だるい。疲れてる。

そんな事ありませんか?

そしてそんな方は、自宅で甘いものをちょこちょこ摘んでたりしませんか?

もしかしたら、そのちょこちょこ摘んでる甘いものが原因で身体が重だるい。疲れてると感じてるのかもしれませんよ。

「疲れた時には甘いものが良い」なんて言いますが、あれね。
食べるものによっては、逆に疲れさせてしまう原因になるのです。

甘いもの食べると疲れやすくなる

身体が疲れを感じると、食事によってエネルギー不足を補おうと、エネルギーに変換されやすい糖分が欲しくなります。

それでつい甘いものに手が伸びてしまうのですが、実はこれが逆効果。

何故なら、空腹時に糖分をとりすぎると血糖値が急上昇するため、
それにより血糖値を下げるホルモンのインスリンが多量に分泌され、血糖値を一気に下げようとします。

そしてそれにより血糖値が下がりすぎると、逆に疲れを感じたり眠くなったりすることがあるのです。

更に、糖分は依存性が高く、依存度が高くなると、すぐにまた甘いものが取りたくなるので、それで取ってしまうと、また血糖値急上昇。
そしてそれを抑えるため、インスリンがまた多量分泌されて血糖値急降下。

甘いもの食べる→血糖値急上昇→インスリン多量分泌で血糖値急降下→それによりまた甘いものが食べたくなり食べてしまう→血糖値急上昇、、、

みたいなループにハマってしまい、そうなるとどこかで身体がおかしくなって、
その結果糖尿病になったり、冷え性や骨粗鬆症、うつ病などになったりするのです。

なので疲れない身体にする。
そして糖分の依存度が高くならないようにするには、甘いものをやめる。
もしくは、それがいきなり難しい方は、低GI値の食べ物に変えられると良いです。

底GI値のものを食べる

GIとは食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略です。

グルコースを基準とした場合、
GIが70以上の食品を高GI食品。
56~69の間の食品を中GI食品。
55以下の食品を低GI食品と定義しています。

なので空腹でどうしてもなんかを食べたくなったら、

例えば、GI値75の高GI値であるドーナッツを取るのではなく、
GI値35の底GI値であるヨーグルトを取るとか。

GI値92の高GI値であるスコーンを取るのではなく、
GI値47の底GI値であるバナナを取るとか。

そんな感じで、食べるものを変えられると良いですね。

※食品別のGI値に関しては、大塚製薬のサイトに書いてある表を参考にさせていただきました。
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/glycemic-index/glucose-level/

ちなみに僕は、結構前ですが、GI値80の白米から、GI値76の玄米に変えました。

その差はたった4ですが、体感的には全然違うんですよね。

白米だと、食べる量にもよりますが、食べ終わると身体が重く感じたりしてましたが、
玄米に変えたら、それが軽くなりました。

※米に関しては、先ほど紹介したサイトには書いてなかったので、また別のサイトに書いてあった表を参考にしてます。
https://yumiid.com/gi-gl/

なので、もし取るのでしたら、なるべく低いGI値のものを取れると良いですね。

普段の食事も変えてみよう!

もしできそうでしたら、先ほど紹介したサイトの表を参考に、普段の食事から、底GI値のものに変えてみて下さい。

もちろん極端に変えると、今度は栄養バランスが悪くなったりするので、そこはバランスを見ながらですが。

なので僕のように白米を玄米にする。みたいな感じで、できそうなところからやってみていただければと思います!

疲れづらい身体を作るために、少しずつ意識してみて下さいね。

「整体+運動」のSPTパーソナルトレーニング

施術や運動指導は、

  1. 週3-4回立川
  2. 出張で月に数回「中目黒・自由が丘・横浜」

で実施しています。

詳細は専用ホームページをご確認ください。

https://www.spt-shiba.com/

SNS、YouTube

フォローはお気軽に!

解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas