柴です。
12/31は、食あたりによる腹痛と吐き気で寝込んでいたんですが、そんな時。たまに息子が顔を見せに来ました。
面白いもんで、その時だけ腹痛と吐き気が治るんですよね。もうずっと横にいてくれと思いましたよ。笑
こういった反応を不思議に感じる人もいるかもしれませんが、これって人間の身体の普通の反応なんですよね。
そして、これを上手く利用することができれば、関節痛を緩和することもできるのです。
リラックスすると痛みが軽減する
なぜリラックスすると痛みが軽減するのかというと、そこには自律神経が関係しています。
自律神経には興奮すると優位になる交感神経と、リラックスすると優位になる副交感神経があります。
この2つには様々な特徴があるのですが、痛みで言えば、交感神経が優位になると痛みが増幅し、副交感神経が優位になると痛みが軽減するのです。
多分今回の私の場合は、息子が近くに来た時だけ、副交感神経が優位になり、痛みが軽減したんでしょうね。
そして、この反応は、関節で悩まれてる方にも多くあります。
関節痛もリラックスすると軽減する
関節痛は、その部位にストレスがかかり、痛みが生じてる場合もありますが、それ以外にも精神的ストレスで痛みが出てる。
もしくは、精神的ストレスが、痛みを増幅している場合があります。
そういった方はたまにお見かけしますが、そのパターンの関節痛の場合は、患部の治療プラス、精神的ストレス要因を取り除くこと。
もしくは、その事に対しての捉え方を変えることをしなければなりません。
ただ、精神的ストレスの要因は様々あり、他者が関係していることが多くあるため、それを取り除くのはなかなか難しいのが現実。
ならせめて、そのストレスに対しての捉え方を変える。
例えば、今回の私のように年末に食あたりなどなど体調不良になった時に、
「あー、、、年末にこんなん最悪だわ。来年は良いことないのかなー…」と思うのか、
「年末に厄を全て置いてきたー!これで来年の運気は安泰!」と思うのかで全然違ってくるのです。
年末に体調崩して、新年から最悪だ…と思うのか。
厄を年末に置いてきたから、新年は安泰だ!と思うのか。食あたりになりましたが、それを最悪と思うのか。
デトックスで内臓スッキリ!
と思うのかで、気持ちの部分が全然違います。要は、何事も捉え方ね。
— 柴 雅仁@治療家パーソナルトレーナー (@PT_shiba) January 1, 2019
精神的ストレスで痛みが出やすい人ほど、前者のような、マイナスな思考に陥りやすく、なんでもマイナスに考えてしまう傾向にあるので、この物事の捉え方を変えるだけでも、リラックスでき、副交感神経が優位になります。
あとは、自分がリラックスできる空間に身を置くことが重要です。
リラックスできる空間に身を置く
関節痛でお悩みの方は、こんな経験ありませんか?
晴れてる日は痛みが少ないのに、雨や曇りの日は痛みが強い。
これは低気圧も関係していますが、もう1つは、天気により感情が左右されるのも関係しています。
晴れてる日ほど晴れやかな気持ちになり、リラックスできるのに対し、雨や曇りだと落ち込みやすく、リラックスすることができないのです。
このように人間の精神状態は、環境によって左右されることがあるので、痛みを軽減する場合、リラックスできる空間に身を置くことが必要です。
その空間とは人それぞれ違いますが、例えば、湯船に浸かるとリラックスできるなら、それをした方が良いですし、
運動でリラックスできるのなら、定期的にやった方が良いです。
音楽でリラックスできるなら、毎日その音楽を聞いた方が良いでしょう。
このように、自分がリラックスできる空間に身を置くことが、精神的ストレスを緩和し、関節痛を解決する近道になるのです。
まとめ
関節痛の原因に精神的ストレスも関係している。
この事を知ってるのか、知らないのかで対処方法が、まるで違ってきます。
この記事を読んだ方は、その事をもう知ってるので、
痛みを1日でも早く取り除きたい場合は、患部の治療をしつつ、お話したような考え方や対処法を、できる範囲で実践してみてください!
【本日の記事のまとめ】
- 交感神経が優位になると痛みが増幅し、副交感神経が優位になると痛みが軽減する。
- 精神的ストレスで痛みが出る。もしくは増幅させる。
- 物事の捉え方を変えるだけでも、副交感神経が優位になり、痛みが軽減する。
- 痛みを軽減する場合、リラックスできる空間に身を置くことが必要。