「頭寒足熱は健康に良い」
これは昔から言われてますよね。
最近、前より足が温かいので、「頭寒足熱だなー」なんて思ってたら、たまたま昨日お客さんとの会話でその話題が出たのですが、
「頭寒足熱って、足が温かくて、頭が冷えてることよねー?」なんて聞かれて、思わず「えっ?」みたいな顔をしてしまいました。
頭が冷えてる。
私的にはちょっと違う気がしています。
頭寒足熱とはいったいどういう意味なのか…?
辞典的な頭寒足熱
頭寒足熱(ずかんそくねつ)を辞典で調べると、
「頭が冷え、足が暖かいこと。」
「頭は冷やし、足は暖かい状態にしておくこと。」
と書いてあるので、
頭を冷やす。頭が冷えてる。
という認識になっても仕方ないと思います。
ただ、よく考えてみてください。
頭が冷えてて気持ちいですか?
風邪とか、夏の暑さとかで、頭が熱い時は冷やしたら気持ち良いと思うのですが、普段から頭が冷えてたら、頭痛になりますよね。
頭が冷えることが嫌い
私は昔からそうなんですが、頭を冷やすことは、熱がある時以外嫌で、
夏の暑い時でも、扇風機やエアコンは出来るだけ頭にはあてたくありません。
先日も、寝る時少し暑かったので、妻が扇風機をつけたのですが、向きが頭からだったので、私だけ頭の向きを逆にして、足に風をあてて寝ましたし。
それだけ身体が拒否してるんですよね。
頭寒足熱の個人的な捉え方
そのため、頭寒足熱の頭寒は「頭を冷やす」という意味ではないような気がします。
私なりに考えた頭寒とは
- 頭を熱くしすぎない。
- 冷静な頭でいること。
この2つではないかと思うのです。
頭を熱くしすぎない
意味的には頭を冷やすに近い感じますが、全然違います。
頭を熱くしすぎないは、熱を頭にこもらせないという意味です。
熱が頭にこもる状態というのは、風邪の時の熱や、外気温による熱中症の時のような状態。
頭を熱くしすぎないは、こういった状態にならないように気をつけるということです。
冷静な頭でいる
頭は足と違って脳があります。そのため、熱さというネツだけの話ではなくて、脳の機能的な意味合いも含まれてるのではないかと思ってます。
気持ち的に熱くなって興奮しすぎないように。常に冷静でいる。
頭寒にはそういった意味もあるのではないかと。
頭寒足熱になるとどうなるのか
頭寒足熱をこういった捉え方をすると、単に健康に良いだけでは無さそうです。
一応健康面でいえば、頭に熱がこもらなければ体調は崩しづらくなります。そして足が温かければ、血流も良く、筋肉も内臓も活発に働いてる証拠になるので、身体にはとても良い状態ですよね。
そして健康面以外でいえば、やはり冷静な頭でいることが様々な分野に大きく影響を与えます。
例えば、スポーツで言えば、ピンチの時に焦らず冷静に対処できたり、
仕事で言えば、売上を伸ばすために、何が必要なのかを冷静に分析して判断できたり。
人間関係も冷静に対処できれば、変に拗れたりしませんよね。
このように考えると、頭寒足熱は、様々な分野で成功を収めるために必要な要素なのかもしれません。
皆さんの身体はどうですか?
皆さんの身体は頭寒足熱になってますか?
なってない方は、少しだけ自分の身体を労わる時間を作ってください。
湯船にゆっくり浸かるとか、軽い有酸素運動をするだけでもだいぶ違います。
手軽にやるなら、ブログで頻繁にご紹介しているクロスポイントも効果的です。
頭寒足熱になってない人は、身体がガチガチに固まってることが多いので、クロスポイントワークでアウターマッスルをゆるめることができると、血流が良くなり足から温めることができます。
いきなり色々やるのは難しいと思うので、まずはできることから始めてみてはいががでしょうか。