呼吸が浅かったり、反り腰だったり。
色々原因は考えられるけど、肋骨が前に飛び出てる人が結構多くいます。
※画像は強制的にその体勢をとってるため、実際は少し違います。でもこんな感じです。
僕が見る限りは、特に女性が多い印象。
そしてそんな前に飛び出てる肋骨を引っ込めるのに効果的なのが腹式呼吸です。
今月は姿勢改善のレッスンをセルフケアサロンでやってて、そこで腹式呼吸をかなりやってるのですが、
その影響か?生徒さんが肋骨が引っ込んできたようです。
ずっと呼吸が浅いって言われてきた……
私は一生寸胴で生きるのかと思っていたけど光が見えてきた❤️
最近呼吸のワークやってるせいか少し改善してる気がするの‼️
お試しあれです
先生いつもありがとうございます😍#シバトレ https://t.co/oITHo4SSig— ばーちー (@kedama64) August 15, 2021
まぁ骨なので急にベコっと引っ込むことは無いのですが、でも地道にやってくと徐々に変わるんですよねー。
肋骨が前に飛び出す原因
肋骨が前に飛び出してる人は、ほぼ100%呼吸が浅いです。
そのせいで、呼吸の時に働く横隔膜を全体的に使えず、前側ばかりを使って呼吸をしています。
そして呼吸が浅いせいで自律神経が乱れ、交感神経優位に。
呼吸法は基本的に胸式呼吸と腹式呼吸があるのですが、交感神経優位になると胸式呼吸になりやすくなります。
胸式呼吸になると横隔膜が引き上がりやすくなるので、呼吸が浅くて横隔膜の前側ばかり使ってる人は、
横隔膜の前側が特に引き上がり、それに引っ張られるような形で肋骨が前に飛び出してしまうのです。
なのでこれを解決するには、横隔膜の特に前側を下に下げる必要があるのです。
横隔膜を下げる腹式呼吸
腹式呼吸は横隔膜を下に下げます。
なので前に飛び出た肋骨を引っ込めるのに腹式呼吸が効くのですが、やり方がとても重要です。
まず横隔膜の前側を下に下げるために、みぞおちを丸めて座ります。
こうする事で、横隔膜の前側が下に下がりやすくなるのです。
そしてその状態で腹式呼吸を行います。
ただ横隔膜が上に引き上がって固まってる人は、この体勢で腹式呼吸ができないかもしれません。
何故なら横隔膜の前側が固まってるため、腹式呼吸をやっても思うように下がらないからです。
腹式呼吸やっても、
- 下腹部が膨らまない
- 呼吸が苦しい
- 背筋を伸ばしたくなる
という人は、腹式呼吸の前に横隔膜をほぐしていきましょう。
やり方はYouTubeで。
そしてその後、腹式呼吸をやっていきましょう。
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このようにしてやっていくと横隔膜の前側が下に下がり、それを継続していけば徐々に飛び出た肋骨が引っ込んできます。
なので、飛び出た肋骨が気になる方は、この記事を参考に腹式呼吸を実践してください!
腹式呼吸は意識すれば、立ってても座っててもできます。
「家事しながら」「電車で座ってる時に」「仕事の合間に」
などやりやすいタイミングでやってくださいね!