猫背解消のために肩甲骨を寄せるとかマジで無意味!むしろ逆効果!指導してる人は直ちにやめよ!

猫背

「猫背解消には肩甲骨を寄せること!肩甲骨の間を鍛えましょう!」

って指導してる人いっぱいいるけど、あれマジで無意味。逆効果だから!猫背助長するから!即やめた方がいい。

猫背を本気で変えたい人が可哀想だ。

肩甲骨を寄せると猫背を助長する

猫背の人は胸の大胸筋が固まり、肩が前に引っ張られている。イメージ的には巻き肩みたいな感じ。

だから逆に肩甲骨を寄せれば良いみたいな発想になるんだけど、それだと猫背を助長してしまうんだよね。

なぜなら肩甲骨を寄せる筋肉は肩を上げるから。

肩甲骨の間にある菱形筋は肩甲骨から背骨に向かって斜め上に走行していて、菱形筋は反対側の首の板状筋と繋がりがある。

そのため肩甲骨を寄せて菱形筋を鍛えると、板状筋も働き肩が上がってしまう。

そして胸郭はこのように鳥かごのようになっていて、肩が上がると肩甲骨がこの胸郭のラインに沿って上がる。

このラインに沿って上がったら、肩は前いきますよね?

すると結局巻き肩みたいになり猫背になってしまうのです。

つまり猫背解消のために肩甲骨を寄せることはまるで意味がない。むしろ逆効果!猫背解消したいのに猫背助長してどーするのって感じ。

だからこんなんやめて、こっちをやった方が良いと思うんです。

猫背を解消するなら、まずは胸の真ん中をほぐすこと

猫背になると大胸筋や、背骨を丸める腹直筋、頭を前に引っ張る胸鎖乳突筋が固まるが、これらをまとめて緩めることができる場所がある。

それは胸の真ん中。

胸の真ん中の筋膜はこれら全てと繋がってるので、ほぐすと全て一気に緩むのです。

これはもう一石三鳥!

そしてこれらの筋肉が緩んだら、今度は胸郭を開いていくと良いですね。

胸郭を開くと効果的

猫背の人は胸郭が閉じて、背骨が丸まっている。

だから、そこを伸ばすようなストレッチをすると猫背が緩和されるのです。

やって欲しいストレッチは2つ。

1つが横向きで寝転がり、みぞおちを丸めて下の膝を押さえて、胸を大きく広げるストレッチ。

もう1つはみぞおちの反対側にボールやクッションを置いてを背骨を反るストレッチ。

両方ともこの体勢で10秒くらい深呼吸すると胸が開きます。

ここまでできたら、最後に股関節の働きを高めると更に効果的ですね。

股関節の働きを高めると更に効果的

効果的な理由は2つあり、1つは猫背の人は股関節の位置が身体より少し前にある事が多いため、股関節に乗れず、余計に背骨が丸まっている。そのため股関節に乗れるようになると、背骨が正される。

2つ目は股関節の大腰筋が働くと体幹のインナーマッスルの働きが高まり、良い姿勢を保持しやすくなる。

以上の理由から股関節の働きも猫背解消には欠かせません。

股関節の働きを高めるとワークも2つあり、1つはみぞおち(ヘソから指4本上)の反対側の背骨を触り、前後・横・捻りと各3〜5回ずつ動かす。

そしてもう1つは、足を腰幅に開きつま先前。その状態で股関節(恥骨の隣)を触り身体を曲げて裏もものハムストリングスを伸ばす。
そこからお尻のほっぺの下の坐骨あたりを触り身体を起こす。これを10回繰り返す。

この触れてる場所に大腰筋があるから、そこを動かすと大腰筋の働きが高まる。たまに途中で手離してしまう人がいるから、そうならないように注意ですね!

まとめ

丸まってるから、肩甲骨を寄せれば良いという安易な考えでトレーニングしても猫背は変わらない。

寄せるなら寄せるで色々考えた上でやらないと。ただ寄せてるだけじゃダメ。そんな単純じゃないから。

他にもやりたい事はいくつかあるが、まずはこんなところから始めてみると良いのではないかと思います。

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解剖学図の引用元
VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス