何を基準に[猫背]と言ってるのか?

猫背

「私、猫背なんで、この姿勢を改善したいんです!」
「猫背の影響で肩と腰が、、、」

なんて相談をよく受けます。

そして話を聞いていくと、皆さん必ずと言っていいほど、

家族
友人
職場
病院や治療院の先生

と誰かしらに姿勢の事を指摘されて、気にされてます。

でもですね。

その指摘した人も、そして猫背で悩んでる人もそうですが、
何を基準に猫背と言ってるのか具体的にはわかってない方がほとんどなんですよね。

だから猫背を気にして無闇に胸を張ろうとして、結局肩や腰を余計に固めてる。

そんな人がとても多くいます。

背中は丸まってて良い

背骨はS字カーブです。

そして猫背を気にしてる人はこの部分の丸みを気にしてます。

ご覧の通り。

まずここはそもそも丸まってます。
だから丸まってて良いんですよね。

セッションの時にその事を画像みせて説明すると、「あ、本当だ」的な感じになる事がちょくちょくあります。

なのでここの丸みを気にする事自体間違ってるのですが、でも丸まり過ぎはよくありません。それこそ猫背になります。

では一体何を基準に丸まり過ぎ。そして猫背なのか?

僕はこのラインを基準にしてますね。

猫背の基準

人間の骨格が自然になってる。
そして無駄な力が入ってない立ち方。

内くるぶしの真下

膝裏

肛門の指一本前

背骨の前

百会穴の指一本後ろ

が一直線に並ぶこのライン。

[このラインを基準に、それよりも丸まった姿勢であれば猫背。]

このように、僕の中ではこのラインを基準に猫背かどうかを判断しています。

では何故ここが基準なのか?そしてどうやってこのラインに姿勢を持って来ることができるのか?

その答えのポイントとなるのが「インナーマッスル」です。

猫背を解消するにはインナーマッスルを優位にする事

この姿勢は身体の中にある筋肉。インナーマッスルを優位に使える姿勢です。

インナーマッスルは姿勢を保持し、関節の動きをスムーズにする働きがあるため、インナーマッスル優位姿勢になると身体に不調が出づらくなります。

猫背の人は何かしら身体に不調が出ている事が多いので、この姿勢にするだけで見た目も中身もだいぶ変わるのです。

そしてこのラインにどうやって姿勢を持ってくるのかというと、インナーマッスルの働きを高める事をする。これですね!

もちろんこれはそんな簡単な事ではありませんが、インナーマッスルの働きを高める事ワークをやり込めば、徐々に姿勢は変わってきます。

インナーマッスルの働きを高める3ワーク

ではそのワークの一部をご紹介します。

まずそのポイントとなるのは、

みぞおち
背骨
股関節

の4つです。

ワークのやり方も含めて、何故ここなのかについて解説しますね。

みぞおちと背骨

ヘソから指4本上のみぞおちの奥には横隔膜。

そしてみぞおちの反対側の背骨には横隔膜大腰筋が付着しています。

この2つの筋肉は体幹のインナーマッスルの一部です。

刺激方法は、みぞおちと反対側の背骨を触り、前後・横・捻りと背骨を動かしていきます。回数は3−5回くらいが目安ですね!

股関節

股関節にはみぞおちと背骨でも紹介した大腰筋があります。

刺激方法は、股関節を摩擦で熱くなるまでさすり、その後つま先を前にしたまま股関節から体を曲げてお辞儀します。これは10回を目安に行なっていきましょう!

脇の下にある前鋸筋は脇腹を介して体幹のインナーマッスルと繋がっています。

刺激方法は、脇の下を摩擦で熱くなるまでさすった後、脇を触ったまま腕を前後に各5回ずつ回すことですね。

こんな感じで刺激すると、インナーマッスルの働きが高まり、インナーマッスル優位姿勢に近づく事ができます。

そして更に、この4つの部位を意識しながらお腹のストレッチをするのがより効果的です!

4つの部位を意識しながらお腹のストレッチ

猫背の人はお腹の筋肉が固まっている事が多いです。

何故なら、お腹の筋肉は肋骨から骨盤にかけて付着しているため、固まると肋骨と骨盤が近づいてしまうから。

その結果が猫背になります。

なので先程の4つのポイントを意識しながらお腹のストレッチを行っていきましょう!

※右側を伸ばす手順

  1. 4つのポイントを刺激する。
  2. 左向きに寝転がり、みぞおちを丸めて右足を胸に近づける。
  3. 右膝の外側を左腕の甲側で抑える。
  4. 右腕を真横より少し上くらいの位置に向かって広げる。
  5. そのまま深呼吸を10回行い、反対側も同じ手順でストレッチする。

胸を張るならその後脱力しよう!

自分自身で基準からズレて猫背になってるのかを確認する事はちょっと難しいので、それは気にしなくていいです。

ただポイントとして、

一回胸を張って、一気に脱力して胸を丸めると先程の基準の姿勢のラインに入りやすくなるので、胸を張るならその後必ず脱力!
そして毎日紹介したワークやストレッチをやっていきましょう!

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解剖学図の引用元
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