前鋸筋を使い過ぎると肩コリになる

首・肩

僕のツイートやブログ、本を読んでいただいてる方は、

脇の下にある「前鋸筋」の重要性は、なんとなく理解してると思います。

そう。前鋸筋は、
肩の動きをスムーズにする上でも、
体幹を使えるようにする上でも、
下半身を効率良く動かす上でも必要な筋肉です。

ただね。

それにも限度ってもんがあります。

前鋸筋の使いすぎ
意識し過ぎ

は、逆に肩の動きが悪くなり、肩こりに繋がる事があるのです。

前鋸筋のメリット

まず何故前鋸筋が重要なのか解説しますね。

その理由の1つが、「前鋸筋は肩を下げる筋肉」という事。

肩の動きが悪かったり、コリやすかったり、痛めやすい人は、肩をすくめる僧帽筋が優位に働いてます。

それに対して前鋸筋は肩を下げて、僧帽筋の働きを抑えてくれるのです。

そしてその他にも、
前鋸筋は腹斜筋を介して体幹のインナーマッスルである腹横筋と繋がりがあります。

インナーマッスルは関節を安定させつつ、スムーズに動かす働きがあるので、前鋸筋が使えると、体幹のインナーマッスルが使えて、

日常の動作からスポーツ動作まで。高いパフォーマンスを発揮する事ができるのです。

では何故そんな前鋸筋を使い過ぎると、逆に肩の動きが悪くなってしまうのでしょうか?

前鋸筋を使い過ぎると肩がコル

前鋸筋を使い過ぎたり、意識し過ぎたりすると、今度は肩を過度に下げてしまいます。

すると肩をすくめる僧帽筋が、伸び過ぎてしまい、それが影響して僧帽筋が緊張して肩の動きが悪くなり、肩コリなどに繋がることがあるのです。

まぁつまり、何事にも限度があるという事ですね。

前鋸筋だけが大切なわけではない

僕は前鋸筋の重要性ばかり言い続けていました。

「前鋸筋を使った方がいい!」
「脇を意識しろ!」
「脇を締めろ!」

といった具合で。

それは、前鋸筋を使えてない人がかなり多くいるため、その事を言い続けていたのですが、

でも「前鋸筋だけ使えばいい」というわけではないのです。

全身にある筋肉は、全て必要な筋肉です。

僧帽筋ももちろんそうで、僧帽筋がなければ肩甲骨や肩を動かしたり、支えたりする事ができなくなりますからね。

だからバランスが大切というわけです。

前鋸筋を労ってあげよう

前鋸筋を意識し過ぎてた、、、

と思い当たる節がある人は、これから前鋸筋を労ってあげることもしましょう。

そのための方法として、脇の皮下脂肪はがしが効果的です。

前鋸筋がある脇の下あたりの皮下脂肪を摘んで、引っ張り、揺らす。

これをするだけで、皮下脂肪が前鋸筋から剥がれて、凝り固まってた前鋸筋が緩るみ、動きやすくなります。

やり方は僕が以前ツイートした動画を参考にしてください。

あとこのツイート動画以外にも、YouTubeでも解説してたりするので、
そちらも参考にしてくださいね!

ちなみにYouTubeでは、脇の下の皮下脂肪はがし以外の事もやってますが、それもついでにやると、肩の動きがより良くなるので、
お時間あれば全部やってみてくださいね!

こんな感じで、
前鋸筋の使いすぎ、意識し過ぎに注意しつつ、たまに緩めてあげましょー!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas