肩こり・肩の痛み
これらは現代人を悩ませる症状の一つですよね。
では何故現代人は、こんなにも肩の不調で悩んでる方が多いのか?
それは日常動作がパターン化されてるからです。
今回は肩の不調と動作のパターン化についてお話ししていきますね!
肩こりの人はとても多い
2022年の国民生活基礎調査によると、病気やけが等で自覚症状のある者は、人口千人当たり 276.5となっています。
そしてその中でも、男女ともにTOPにあがる症状が肩こり・腰痛。
※引用元:厚生労働省 国民生活基礎調査の概況
このように肩の不調で悩んでる人はとても多く、先週みさせていただいたこちらのお客様も、左肩の痛みで悩まれていて、左腕が背中に回らない状態になっていました。
動きのパターン化
このような肩の痛みや肩こりなど、肩の不調の原因の多くは、日常動作のパターン化が引き起こすものです。
どういう事かと言うと、例えば、
- スマホを触る
- パソコンを触る
- 移動は電車や車で座ってる
- デスクワークで仕事中も座ってる
という、毎日パターン化された動きしかしてないと、肩に不調が出やすいという事です。
パターン化するとバランスが悪くなる
もう少し深ぼっていくと、動きがパターン化する。
つまり毎日同じような動きばかりをしているというと、 毎日同じ方向に関節を動かし 毎日同じ筋肉ばかりを使うという事になります。
するとどうなるかというと、毎日使われる筋肉は発達して強くなり、そっち方向に骨が引っ張られます。
そしてその逆に、反対側に位置する筋肉は弱り、反対側から骨を引っ張ったり支えたりができなくなります。
つまり筋肉も関節もバランスが悪くなるという事です。
最も多いパターンとしては、スマホやPC作業により、
- 腕が内巻き(内巻きにする筋肉を使いすぎて緊張)
- 背中が丸まり、肋骨や鎖骨が下にさがり肩が上がる(背中を丸くする筋肉を使いすぎて緊張)
といった状態。
どうやって対処する?
なのでこれを解決するには、使いすぎで固まった筋肉を緩めつつ骨の位置を調整して、パターンとは逆の動きをやったり、逆側の筋肉を強化したりして、筋肉・関節のバランスを整える事です。
ちなみに先ほどのお客様ですが、筋肉や関節のバランスを整えて、左腕が背中に回るようになりました。
このように大元の原因は動きのパターン化にあったりするので、その事を覚えておいてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございます(^ ^)