その肩こりや肩の痛み。腕の固さが原因かもしれない。

首・肩

人間の身体の中で特に使用頻度が高いのが手指。日常生活でかなりの量を使用します。一度手指を使えない生活をしてみるとわかると思いますが、使えないとかなり不便です。

私は肩を脱臼したことがあるので、脱臼後数日は三角巾で腕を吊っていたため手指を使うことができませんでした。利き腕じゃない左側だったのでまだマシでしたが、やっぱりかなり不便でした。それだけ普段手指を使っているということです。

実は肩こりや肩の痛みに悩まれている方は、普段手指を使いすぎて、手指を動かす筋肉が付着している前腕がガチガチに固まっているケースがとても多いです。

前腕と肩の関係

前腕の固さと肩のコリや痛みは深い関係があります。下記の画像は筋肉の連鎖を表しているんですが、手指の筋肉は全て肩周りに連鎖しているのが見て取れます。

手指はあらゆる場面使用します。日常であれば歯を磨く、箸を持つ、字を書くなど。そして仕事でもデスクワークの方はPCのキーボードを打つ時やマウスを使う時に使用しますし、美容師や料理人などの専門職の人は手指を人一倍使用します。

日常から仕事まで、休むことなく毎日毎日手指を使用していたら、前腕は疲労困憊でガチガチに固まります。そうするとその固さが肩まで伝わり、肩こりを作る僧帽筋(そうぼうきん)や、五十肩などの肩の痛みを作る三角筋もガチガチに固まります。

こんな人が肩こりになる!肩こりの原因となる3つのタイプと解消方法

五十肩の原因と対策【痛みを緩和させるセルフマッサージ方法】

セルフケアワーク

前腕ストレッチ①

手のひら側の前腕を伸ばしていきます。

  1. 四つん這いで指を身体の方に向ける。
  2. そのままお尻を後ろに引く。手のひらが浮いたり、肩が上がらないように注意する。


隙間時間におこなう場合は、反対の手を使い伸ばしていきましょう。

前腕ストレッチ②

手の甲側の前腕を伸ばしていきます。

  1. 四つん這いで手の甲を下にして、反対側の手で押さえる。
  2. 肘を外に回転させ、そのままお尻を後ろに引く。手の甲が浮いたり、肩が上がらないように注意する。


こちらも隙間時間におこなう場合は、反対の手を使い伸ばしていきましょう。

最後に

この2種目で肩こりや肩の痛みが緩和されるようだと、手指の使いすぎによる前腕の固さが影響している可能性が高いです。

このストレッチをやってもまだコリや痛みが残っている場合は、プラスαでクロスポイントの手・肘・わき・首をおこなうと、さらに緩和される可能性がありますので、お悩みの方は合わせてお試しください。

クロスポイント〝セルフケアの基礎〟

「整体+運動」のSPTパーソナルトレーニング

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas