こんにちは!柴です。
肩がこってたり、痛かったりすると、
患部のマッサージやストレッチをすると思います。
そして僕の発信を参考にしてくださってる方だと、
プラスで鎖骨や胸、腕あたりをほぐしてるのではないでしょうか?
この辺りのケアをしっかりすれば、肩こりや肩の痛みは解消方向に進みます。
ですが、更にもう一つ踏み込んで、もっと良くしていきたいのであれば、
普段の立ち姿勢や重心位置がすごく重要です。
立ってみて、つま先に重心がありませんか?
つま先重心だと、肩の不調はなかなか改善されないのです。
つま先重心と肩こり
猫背や反り腰など様々な不良姿勢がありますが、
姿勢が悪かったりすると、重心位置がつま先になってしまうことがあります。
こうなると、足首は深く曲がった状態になるので、
するとフクラハギの筋肉は伸びたままになり、そのせいで緊張します。

フクラハギの筋肉は、
「裏もも→腰→背中」を介して、肩の僧帽筋と繋がるため、
フクラハギが緊張すると、そこ緊張感が僧帽筋にまで伝わり、
それで肩こりや肩の痛みに繋がるのです。

そのためこれを解消するには、
つま先ではなくカカトに乗れるようになる必要があります。
カカトに乗ると肩の負担が減る
カカト。特に内くるぶしの真下に乗れると、
足首が深く曲がる事はないので、
こうなるとフクラハギの負担は減り、
結果として肩の負担も減るのです。

こういった理由から、先週このツイートをしたんですよねー。
「つま先重心の人ほど、肩がコル」
それはフクラハギが伸び過ぎて緊張して、
それが腰から肩に伝わるため。逆にカカトに乗れれば、
フクラハギの緊張がほぐれるため、
肩コリも軽減する肩コリの人は、
小まめにカカトを叩きましょ🦶 pic.twitter.com/egekzCSP30— 柴 雅仁|治療家・パーソナルトレーナー (@PT_shiba) May 21, 2021
こんな感じで内くるぶしの真下を叩いた後だと、カカト重心になるので、
それを日々繰り返しやるだけで重心位置を変えることができます。
ですが、このカカトに乗る精度をより高めたければ、
プラスαで膝や股関節へのアプローチも必要です。
膝や股関節のアプローチも必要
内くるぶしの真下に乗った時。
膝や股関節の位置も、そこに合わせなければなりません。
具体的にいうと、
内くるぶしの真下
↓
膝裏
↓
股関節
が一直線のラインになる位置です。

このラインが一直線になると、内くるぶしの真下に乗れる精度がアップするので、
追加でできそうであれば、膝裏や股関節のワークもやれると良いですね!
ちなみにこの位置は、
著書「新しい体幹の教科書」にも書いてある、
センター軸になります。

この本にも載せてるという事は、、、
肩こり解消にだけ効くものではなく、
体幹を使う上でも必要な要素になるという事ですね。
体幹が使えれば、
日常、運動・スポーツと幅広くパフォーマンスが上がるので、
つまり全ての人に必要という事です。
重心位置が内くるぶしの真下にない人はやろう!
このように今回紹介したワークは、
肩こりや肩の痛みがない人にも必要なものになるので、
足を揃えて立ってみて、内くるぶしの真下に乗れていない人は、
今回紹介したワークを継続的に実施してくださいね!
そして新しい体幹の教科書の「センター軸」のところを読んでいただけると、
この姿勢についてもう少し細かく書いてあるので、
興味がある方はそちらを読んでください!
PS.このような姿勢作りや、身体のケア方法などを週1回オンラインでレッスンをしています。
次回は6/1火0:00〜6/4金23:59まで募集するので、
参加希望の方は、今のうちに詳細をチェックしておいてくださいねー!
↓
https://mosh.jp/classes/page/9021