「五十肩で肩から腕にかけて痛みが出て、腕が上がらない、、、」
その原因はもしかしたら腹筋の弱さにあるかもしれません!
腹筋と肩は関係なさそうに感じますが、実はメチャクチャ関係していて、実際先週行ったパーソナルで、腹筋強化したら肩の可動域が上がったお客様がいます。
という事で今回は、五十肩と腹筋の関係について解説していきますね!
五十肩とは?
なぜ腹筋強化で肩の可動域が上がったのか?
その話をする前に、まずは五十肩について解説していきます。
五十肩とは…
五十歳前後に起こる原因がよく分からない肩周辺の痛みと可動域制限を主症状とする状態を肩関節周囲炎、五十肩、疼痛性肩関節制動症、凍結肩などと呼んでいる。
〈参考〉肩関節周囲炎 理学療法ガイドライン
このように広く定義されていて、これらを一般的に四十肩・五十肩と呼んでいます。
運動の効果について
五十肩には運動が効果的です。
ストレッチ、モビライゼーション、振り子運動、ホームエクササイズにより疼痛、可動域を改善させる事が可能である。
但し、長期介入が必要である。 〈参考〉肩関節周囲炎 理学療法ガイドライン このように運動は長期的に取り組む必要があり、平均14ヶ月で可動域が改善したという報告もあります。
五十肩と腹筋の関係ついて
五十肩に運動が効果的なのは先ほどお話しした通りですが、ではなぜ腹筋強化なのか??
それは姿勢が変わるからです。
現代人に多い不良姿勢は、このスウェイバック姿勢。
スウェイバック姿勢になると骨盤が前に移動して、そのバランスを取るために背中が丸まり、頭が前に出ます。
この姿勢になると巻き肩になりやすく、その影響で肩の前側に負担をかけてしまうのです。
スウェイバック姿勢になると、お腹の筋肉である内腹斜筋が弱ってしまうという報告があります。
今回紹介したケースは、内腹斜筋やそこと関係する腹筋を強化した結果、スウェイバック姿勢が解消され、それで肩の負担が軽減して、肩の可動域が上がったものと思われます。
腹筋強化
ドローイング
- 鼻から息を吸ってヘソを膨らます
- 口から息を吐きながらヘソを凹ます
- この時肋骨を閉じながら下にさげる意識
- 更に骨盤を丸めて腰を床につける意識
- 息は限界まで吐ききる
- これを10回行う
最後まで読んでくださりありがとうございます(^ ^)