皆さん、股割りってやりますか?多分ほとんどの方がストレッチの時ぐらいしかやったことないと思います。
実は股割りには
- 骨盤矯正
- O脚やX脚矯正
- 肩こり改善
- 腰痛改善
- 股関節や膝の動きをスムーズにする
などの素晴らしい効果があります。
目次
股割りのメリット
骨盤矯正
骨盤は真ん中にある仙骨(せんこつ)と両サイドにある寛骨(かんこつ)に分類されます。骨盤のゆがみがおきると、仙骨の位置がズレてしまうんですが、股割りをすると仙骨がズレないように抑えることができるため、骨盤全体を正しい位置に矯正することができます。
O脚やX脚矯正
O脚とX脚はゆがみ方が違います。ですが、きちんと機能していない筋肉は同じ大腰筋(だいようきん)・内転筋・ハムストリングスといった筋肉です。股割りはこの3つの筋肉の機能を高めてくれるので、結果としてO脚やX脚の矯正に繋がります。
肩こり改善
股割りとは一見関係なさそうに感じると思いますが、肩こりと骨盤のゆがみが関係します。
骨盤は前後・上下・内外など様々な方向にゆがみますが、それに合わせて肩の位置も変わってきます。
例えば骨盤が後ろに傾くと背骨は丸まり肩は上にあがります。この姿勢はいわゆる猫背です。
このように肩と骨盤は深い関係があるため、骨盤矯正ができる股割りは間接的に肩こりにも効果を発揮します。
腰痛改善
骨盤のゆがみと腰痛は関係します。仙骨の上には腰椎(腰の背骨)があるため、骨盤がゆがむと腰椎にも影響を与えます。これが原因で腰が痛むことがあるため、股割りで骨盤矯正をすると腰椎も矯正され腰痛改善に繋がります。
股関節や膝の動きをスムーズにする
股関節や膝の動きが悪い人の典型が、しゃがんだ時に膝が内側にはいるニーイン。
歩く・走る・しゃがむなど動きの全てでこの動きになってしまうと、スポーツであれば確実にパフォーマンスは低下します。そして股関節や膝を痛めるのはもちろんのこと、そこから足首や腰、肩にまで影響を及ぼします。
股割りはこの逆の動きになるので、ニーインを修正する効果があります。
股割りのやり方
下記の種目全て使う筋肉は大腰筋・内転筋・ハムストリングスです。大腰筋は効いている感じは正直わからないと思いますが、内転筋とハムストリングスは感じやすいので、効いてるかどうか確かめながらおこなっていきましょう。
股割りストレッチ
まずは簡単なストレッチから入りましょう。足を広げてつま先をハの字にし、膝を手で押さえて肩を入れます。
股割りスクワット①
- 足を肩幅の2倍に広げてつま先をハの字にします。
- みぞおちの力を抜き、股関節を曲げてお尻を下に落とします。この時、膝が内に入らないように注意しましょう。
- 股関節を使い身体を立ち上げます。
股割りスクワット②
①よりもレベルがあがります。
- ①と同様に足を広げて、みぞおちを丸め、お尻の穴を真下に向けます。
- お尻の穴を地面に近づけるイメージで身体を真下に下げます。この時、膝が内に入らないように注意しましょう。
- 股関節を使い身体を立ち上げます。
最後に
いかがでしょうか?
股割りストレッチは比較的簡単ですが、スクワットになると少し難しく感じると思います。ただこれも練習あるのみなので、コツコツと続けてください。
最終目標は壁にベッタリくっついたままのスクワット!ここまでできればだいぶ股割りができています。これを目標にワークに取り組んでください。