デスクワークなどの座り仕事をしている方の多くは
「姿勢を正さなきゃ!」
「背筋を伸ばさなきゃ!」
「丸まっちゃいけない!」
と思ってると思いますが、実はそうでもないんですよ。
使い方さえあってれば丸まってて全然OKなんです。
使い方次第で丸まってて全然OK
ただ丸まってるのはダメですよ。猫背になり肩や腰に負担をかけます。
そしてそれを嫌がってただ背筋を伸ばすだけってのもダメです。これも肩や腰に負担をかけます。
ではどのようにすれば良いのか?使い方とはなんなのか?
それは
股関節に乗り
みぞおちの力を抜いて
脇を使って肩を下げる
ことです。
股関節に乗る
椅子に座る時に股関節に乗るように座れると、体幹のインナーマッスルの大腰筋の働きが高まります。
この筋肉はその他の体幹のインナーマッスルと繋がりがあるので、ここが使えれば体幹のインナーマッスル全体が働くため、腰の負担が軽減するのです。
みぞおちの力を抜く
みぞおちにある腹筋は肩や腰の筋肉と繋がりがあります。
なので腹筋が固まると肩腰に負担をかけコリや痛みを引き起こすのです。そのためしっかりと力を抜く必要があります。
脇を使って肩を下げる
脇の下にある前鋸筋は肩を下げるため、肩首にかかる負担を軽減します。
そして更に、腕裏を介して肘や手のインナーマッスルと繋がりがあるので、前鋸筋が使えると肘や手の負担も軽減するのです。
3つのポイントを刺激する
腰・肩・首・肘・手は座り仕事をしてる人は特に負担のかかりやすい関節です。
股関節・みぞおち・脇の3部位を意識できるだけで、これらの関節にかかる負担を軽減し、コリや痛みを予防することができるので、座り仕事をしている方は以下の詳細を参考に3部位を意識してみましょう!
股関節
恥骨の隣の股関節を触りながらお辞儀を5〜10回繰り返す。
みぞおち
ヘソから指4本上のみぞおちと反対側の背骨を触り、みぞおちの力を抜きながら背骨を前後に動かす。これ5〜10回繰り返す。
脇
脇の下を摩擦で熱くなるまでさする。
これらをまとめた動画がこちら。
座り仕事をしている人は「姿勢を正さなきゃ!」と思ってる人が多いと思いますが、実はそうでもなくて、使い方さえあってれば丸まってて全然OKなんです。
ポイントは
股関節に乗り
みぞおちの力を抜き
脇を使って肩を下げる事これを意識するだけで体幹が使えるため肩腰肘手首の負担が軽くなります。 pic.twitter.com/W23DLsLCku
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) 2019年4月9日
仕事に入る前にこの流れで3つの部位を刺激してみてください!
おまけ動画
これ以外に、手や肘が特にこってたり、痛みがある人は「指弾きと手首さすり」がオススメです。
指や手が疲れる
前腕が張る手の使いすぎによるこれらの症状でお悩みの方は、
親指と人差し指
親指と中指
親指と薬指
親指と小指という感じで指弾きをやってみてください。
終わった後、指や手や前腕の力が抜け、疲れや張りが解消されてます。手をよく使う人にオススメですね!ぜひお試しを。 pic.twitter.com/tlRbaCFbti
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) 2019年3月25日
指や手や手首、前腕をよく使い、張りやすかったり痛めやすい人は小まめに手首をさすってください。
ここには指の土台となる骨が存在し、さする事でここが緩まるため、指や手をスムーズに動かす事ができるようになります。
手首を一周回るような感じでさすると効果的なので、合間にやってみて下さい! pic.twitter.com/GcQZQSpACE
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) 2019年3月25日
これをやるだけで肘や手の負担が軽くなります。詳細は以前記事に書いたのでそちらを参考にしてくださいねー!