【右ばかりに不調】左右差の原因は横隔膜

反り腰

ここ最近のパーソナルで、不調が右半身に集中してる人や、右側を痛めてる人を多くみます。

例えば、

  • 首肩こり・背部痛・腰痛全て右
  • 右肩ばかりコル
  • 股関節や足の不調は全て右
  • 右膝や右スネ外が痛い

etc…

そしてその原因は、皆さん左半身の機能低下が関係していました。

実際11月末にこんなツイートしました。

ここにも書いたように、こちらのお客様は歩行時に右膝外・スネ外に痛みがあり、右足の片足立ちをすると外側によろけやすかったのですが、

左の体幹や裏もも・内ももを強化したら、右足の片足立ちで真ん中に乗れるようになり、歩行時の痛みも軽減したんです。 

原因は横隔膜の左右差

ではなぜ左側を強化したら、右側の不調が解消されたのか?

それは横隔膜の左右差を整えたからです。

まず横隔膜を簡単に説明すると、みぞおち奥にあるドーム状になってる体幹のインナーマッスルで、呼吸の時に働きます。

呼吸時の肋骨の動き

そして呼吸をすると肋骨も動きます。 基本的な呼吸だと、息を吸うと肋骨が開き、息を吐くと閉じていきます。

横隔膜の左右差

横隔膜は左右で高さが違います。右よりも左の方が低いです。

つまり右から見たら、左の横隔膜は常に下がってるという事になります。

左横隔膜は下がってるという事は、右から見たら常に息を吸ってる時と同じ状態です。

肋骨は息を吸うと開き、息を吐くと閉じるため、常に息を吸ってる時と同じ状態の左側は、肋骨が開きやすく、それにより左体幹の筋肉や、そこと繋がる下半身の筋肉が弱りやすくなるのです。

このように横隔膜の左右差から、左半身が弱ってうまく使えなくなって、その分を右半身で補ってる。

そのせいで右側にばかり負担をかけて、右側に不調が出ているのです。

だから左側を強化したら、左右差が整い、右側の不調が軽減したんですねー。

僕がみる感じ、横隔膜の左右差で不調が出てる人は結構多くいます。

構造上仕方ないのですが、左右差が広がりすぎると不調が出るので、なるべく早い段階で対処した方がいいです。

最後まで読んでくださりありがとうございます(^ ^)

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas