こんばんは!肩を脱臼した柴です。
10年くらい前ですが。笑
スナッチという重量上げのトレーニングで、しくじって左肩を亜脱臼してしまったんですよ。
あれは痛かった、、、
思い出すだけで、ゾワッとしますね。
もう二度としたくないです。
そんな気持ちが強くて、
何故肩が外れてしまったのか?
しかも何故左?
どうやったら肩の安定感が高まるのか?
などを色々勉強したり、自分で動かして探っていったんですよ。
そしたら今ではその理由がわかるようになりました。
その理由の内の一つが、腕裏が使えていなかった事。
腕裏が使えないだけで、肩は不安定になり、動きがおかしくなるんですよ。
なので、昔の僕と同じように、肩の動きが悪かったり、不安定だったり。
他にも肩甲骨周りがコリ固まって、肩コリが酷かったり。
など肩周りにエラーがある人は、もしかしたら腕裏が使えてないのかもしれません!
目次
様々なストレスで肩甲骨はこる
僕と同じように、過去に肩周りを怪我した人や、姿勢や歪みなどが影響して、肩や肩甲骨周りがコリ固まるのはもちろんの事、それ以外に、ストレスなんかでも固まったりします。
例えば、仕事でいえば大事なプレゼン前。
スポーツでいえば、試合や大会前。
勉強でいえば、試験前。
など緊張する場面になると、肩に力が入った経験はありませんか?
僕にもあって、中学生の頃、サッカー部だったのですが、PK蹴る時はめちゃくちゃ緊張しましたね。
あの時は肩に力が入ってました。
余談ですが、結果外して、しばらく泣きました。笑
と言うように、人間はストレスがかかると、緊張して肩に力が入ってしまうんですよ。
そしてそれにより固まる筋肉が、肩の三角筋や僧帽筋です。
肩甲骨周りがこると固まる筋肉
三角筋や僧帽筋は肩甲骨についてる筋肉で、
特に僧帽筋が固まると、肩甲骨の動きはかなり悪くなり、人によってはゴリゴリ音が鳴る事もあります。
そしてこの筋肉は表面上にあるアウターマッスルで、
アウターマッスルは力は強いものの、持久力が無いため、使い過ぎるとすぐに固まってしまい、それにより肩や肩甲骨の動きが悪くなります。
なのでそれを解決するには、逆の肩のインナーマッスルが使えると良いのですが、そのポイントとなるのが脇になります。
脇を使うとバランスが取れる
脇には肩のインナーマッスルのローテーターカフや前鋸筋といった筋肉があります。
インナーマッスルは力は弱いものの、持久力があり、関節を安定させつつスムーズに動かす働きがあります。
なのでアウターマッスルの僧帽筋を使いすぎないためにも、肩のインナーマッスルを使って、その負担を分散するのが効果的なのです。
そしてこの肩のインナーマッスルと一緒に働くのが、腕裏の筋肉です。
二の腕が使えると更に良い
腕裏の上腕三頭筋の特に内側は、脇の方にある肩甲骨についています。
なので脇の意識を高めると、肩のインナーマッスルから、腕裏が使いやすくなり、
それにプラス腕裏の内側を中心とした上腕三頭筋の意識を高めていくと、更にその意識を強める事ができるのです!
脇肘を刺激する
以上を踏まえた上で、肩が不安定だったり、肩や肩甲骨周りがゴリゴリ固まってる人は、以下のワークを行い、
脇から腕裏の内側の働きを高めていきましょう!
脇のクロスポイント
- 腕裏の付け根の脇の下を触る。
- 腕を前後に各5回ずつ回す。
- これを左右行う。
肘のクロスポイント
- 肘の骨の出っ張りの、すぐ後ろの凹みを触る。
- 肘の曲げ伸ばしを10回行う。
- これを左右行う。
腕裏の内側を使う
- 中指の付け根を押さえて、外3本指を曲げる。
- 手首を小指側に倒す。
- 肘の曲げ伸ばしをして、腕裏の内側に力を入れる。
- これを左右5回行う。
これらをやり終わった後、肩を動かしてみて下さい。
多分いつもより軽くなってると思います。
このようにインナーマッスルを使えると、肩の筋バランスが整うため、肩が軽く動くのです。
まとめ
では最後にまとめると、
- 肩が不安定だったり、肩甲骨がコリ固まってる人は、腕裏の内側が使えてない可能性がある。
- 精神的、肉体的ストレスで、肩や肩甲骨周りは固まる。その時、三角筋や僧帽筋が固まってる。
- これを解消するには脇のローテーターカフや前鋸筋といった筋肉を使うこと。これで肩や肩甲骨周りの筋バランスが整う。
- 更に脇へと伸びる腕裏の内側を使えると、更に肩や肩甲骨周りの筋バランスが整う。
といった感じですね。
なのでお悩みの方は、紹介したワークをコツコツ続けて下さい!