デスクワークが多かったり
良い姿勢でいる事を心がけてたり
重い荷物を持つ事が多かったり
他にも歩き方や立ち方。精神状態など、様々な影響を受けて固まってしまうのが背中です。
そしてそんな背中がこり固まってる人ほど、呼吸が浅く、うまく酸素が身体に行き渡ってません。
これじゃ余計に背中が固まるし、疲れやすくなりますよね。
なのでそういった方は、深い呼吸がしっかりできるように、訓練を積む必要があります。
背中が固い人ほど胸の前側で呼吸をする
背中が固い人に多いのが、このような反り腰姿勢。
反り腰になると、腰や背中の筋肉が縮こまり固まるため、背中がバキバキになります。
そして反り腰姿勢の方は、胸を張ってるため、胸の前側でばかり使って呼吸をしている事が多いです。
イメージ的には、呼吸の時に使われる横隔膜が、前側だけ引き上がる感じですね。
自分で胸の前側使って呼吸すると、横隔膜の前側だけ引き上がってる感覚があるので、
多分反り腰の人はこんな風に横隔膜を使ってるのではないかなと思われます。
これだと呼吸は浅くなりますよね。
だって横隔膜はこの考え方から言えば、後ろも横もあるので、これらの部位が使えてなければ、その分息を吸えてないという事になります。
なので解決策としては、横隔膜の横や後ろも使える事ですが、
まず第一歩としては、後ろを使えるようになると良いですね。
横隔膜の後ろを使う
背骨はこのようにS字になってます。
なので背中は基本丸まってるのですが、背中がこり固まる反り腰姿勢の人は、
丸まってるはずの背骨が反ってしまい、S字がI字のようになっています。
言い方を変えれば、膨らんでるはずの背中が凹んでるとも言えるので、これはしっかり背中を膨らませて、S字の背骨を取り戻す必要があるのです。
その時に効果的なのが、横隔膜の後ろを使う事で、
先程の「胸の前側を膨らますと横隔膜の前側が引き上がる」という話からいうと、
横隔膜の後ろを使えば、背中が膨らむようになります。
するとI字になってた背骨・凹んでた背中が、
しっかりS字の背骨・膨らんだ背中になるので、
そうなると反り腰も背中のコリも解消され、深い呼吸もできるようになります。
なのでまずは背中を膨らます呼吸から始めてみましょう!
背中を膨らます呼吸
- 舌を上の前歯の歯茎あたりに当てる
- バストの間の胸のど真ん中。その反対側の背中を触る
- 鼻から息を吸って背中を膨らまし、吐いて元に戻す
これを10回繰り返す
※舌を上の前歯の歯茎あたりに当てる理由はこちらの記事を読んで下さいね。
この呼吸のやり方は動画もあるので、そちらも参考までに。
ちなみにこの動画では、肋骨の横を膨らます事や、お腹や腰を膨らます事も入れてるので、慣れてきたらこれらも取り入れてくださいねー!
これを日々取り入れて、
背中のコリだけでなく、反り腰や呼吸の浅さ
もまとめて解消していきましょう!
P.S.このような身体の正しい使い方や関節の調整方法などを、
週1回、オンラインでレッスンをしています。
次回は8/2日の19時〜8/5水の18時59分まで募集をするので、ご興味ある方は今のうちに内容をチェックしてくださいねー!
ちなみに定員は増枠して200名で、残り50名で定員になります。
定員に達したら、その時点で募集終了になりますので、よろしくお願いします。
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※毎月募集してますが、自分1人で対応できる限界の人数までになったら、増枠しての募集を終了します。なのでご興味ある方は早めに申し込んでくださいね!