【反り腰】は2つの呼吸法で解消できる!腰痛にも効果的

反り腰

姿勢を正そうとするあまり、胸を張りすぎて反り腰になってる人がとても多くいます。

そしてその影響で腰や背中が痛くなったり、、、

これは何とかしたいですよね。

でも日々、仕事や家事・育児に追われ、なかなか整体に行ったり、運動したりとできなかったりするのではないでしょうか?

そんな「忙しいけど、反り腰や腰痛を何とかしたい!」という方は、この2つの呼吸法を実践してください。

それだけで全然違いますよ!

2つの呼吸法とは?

それは腹式呼吸胸式呼吸です。

といっても普通に腹式と胸式をするのではダメですよ?

この2つのポイントを抑えてやってほしいです。

2つの呼吸法をやる前に抑えておきたい2つのポイント:その1【後ろを膨らます】

後ろとは、腹式なら腰。胸式なら背中です。

ではこれをもう少し具体的にしていきましょう。

腹式呼吸で膨らませたいのは、ヘソから指4本下の下腹部。ここを膨らませていくのですが、これと同時に反対側の腰も膨らませていきます。

そして胸式呼吸で膨らませたいのは、バストの間で胸の真ん中。ここを膨らませていくのですが、これと同時に反対側の背中も膨らませていきます。

ではなぜ腰や背中を膨らますのかというと、反り腰の人は腰や背中を反ってるので、腰や背中を膨らまそうと呼吸をすると、逆に腰や背中を丸める事ができ、反り腰解消に繋げる事ができるためです。

2つの呼吸法をやる前に抑えておきたい2つのポイント:その2【舌を上顎につけたまま鼻呼吸をする】

舌を上顎につけるとは、上前歯の歯茎あたりに、舌先をくっつける事です。これを舌路(ぜつろ)と言います。

この舌路の状態で呼吸をしたいのですが、何故かというと、舌の筋肉が体幹のインナーマッスルと繋がっているからです。

舌を上顎に当てると、舌骨上筋群が働きます。

この筋肉は背骨の靭帯を介して横隔膜と繋がりがあるので、舌路で鼻呼吸をすると横隔膜の働きを高める事ができます。

そしてこの横隔膜は体幹のインナーマッスルの一部で、その他の体幹のインナーマッスルと繋がっています。

体幹のインナーマッスルは姿勢を保持する役割があるので、舌路の状態で「その1」でお伝えした【腰や背中を膨らます呼吸】をすると、背骨を丸めた状態を作り、更にその状態を維持する事ができるようになるのです。

こうなれば反り腰解消にグッと近づきますよね。

ではこの2つのポイントを踏まえた上で、次の段落で実際の呼吸法のやり方について説明していきます。

2つの呼吸法のやり方

胸式呼吸

  1. 仰向けに寝転がり、膝を立てて、両膝を合わす
  2. バストの間を触る
  3. 舌路のまま鼻で息を吸って、バストの間の奥の方。心臓がある位置あたりから空気が膨らんだ結果、胸と背中が膨らむ。(これをイメージしながら息を吸う)
  4. 鼻で息を吐いて、膨らんだ胸や背中を元に戻す。
  5. これを10回繰り返す。

腹式呼吸

  1. 仰向けに寝転がり、膝を立てて、両膝を合わす
  2. へそから指4本下の下腹部を触る
  3. 舌路のまま鼻で息を吸って、下腹部の奥の方から空気が膨らんだ結果、下腹部と腰が膨らむ。(これをイメージしながら息を吸う)
  4. 鼻で息を吐いて、膨らんだ下腹部や腰を元に戻す。
  5. これを10回繰り返す。

朝か夜にやってみよう!

朝起きて一発目か、夜寝る前か。

その辺りがやりやすいと思うので、まずはこのどちらかのタイミングでやってみてください!

そしてそれが慣れてきたら、同じやり方で、座りながら。もしくは立ちながらやってみましょう。

それができれば、昼間の隙間時間にもできるようになるので。

コツコツ実践していってくださいねー!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas