現代人が特にコリやすい・痛めやすい部位が、今回のテーマである首。
その原因の一つが、実は「大胸筋の硬さ」にあったりします。
大胸筋が硬くなると、首こり・首が痛くなるだけでなく、肩こりや呼吸の浅さ。そこから自律神経の乱れにつながる事もあるので、柔らかくしておきたいところです。
という事で今回は、大胸筋と首こり・首の痛みと大胸筋の関係について解説していきますね!
現代人は首を痛めやすい
現代人はスマホ操作やPC作業などにより、頭を前に倒す時間がものすごく長いです。
頭を前に倒す角度が深くなればなるほど首の負担は大きくなり、その負担を長時間かけ続ければ、、、
首を痛めてしまいますよね。
首の動きに関係する3部位
首は機能的に上位頚椎(頚椎1-2)・下位頚椎(頚椎3-7)・上位胸椎(胸椎1-4)の3部位に分けられます。
首は曲げる・伸ばす・横に倒す・捻るという動きがあり、その動きに応じてこの3部位が独立・協調して動くのです。
首の動きに肋骨も関係する
首の動きに関係する上位胸椎には肋骨がつき、その肋骨には胸骨がついています。
つまり肋骨や胸骨も首の動きに関係してくるというわけです。
首こり・首の痛みと大胸筋の関係
大胸筋は胸骨や第1-6肋軟骨に付着しています。そのため、
大胸筋が硬くなる
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胸骨・第1-6肋骨の動きが悪くなる
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繋がる第1-6胸椎の動きも悪くなる
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首の動きが悪くなり、コリや痛みを引き起こす
となってしまうのです。
解決策
解決策は、大胸筋をストレッチなどで緩めること。そして上位胸椎と一緒に下位頚椎を動かすことです。
下位頚椎は、上位胸椎の動きの悪さの影響をモロに受けるので、一緒に動かすのがオススメになります。
大胸筋ストレッチ
- 横向きに寝転がり上側の足を押さえる
- 腕を横に開き体を捻る
- 大胸筋の伸びを感じたらそのまま深呼吸をする
- 30秒キープしたら反対側も行う
上位胸椎・下位頚椎を動かす
- 鎖骨の間の窪みに指を当てて、そこを前に押し出し、戻すように首を動かす
- 鎖骨の間の窪み横にズラす意識で首を横に倒す。
- 鎖骨の間の窪みから動かす意識で首を捻る。
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これを全て5-10回行う
最後まで読んでくださりありがとうございます(^ ^)