なぜ気圧が変化すると頭痛が起きるのか?

この前の台風は凄かったですねー。

僕のいる横浜もかなり酷くて、夜中に雨風の音で目が覚めてしまい、そこから寝れなくて、その日は寝不足気味でした。

こんな感じで月曜は身体がダル重い感じだった人が多かったのではないでしょうか?

そしてそんな中、この頭痛解消のツイートがとても人気でしたね。

引用リツイートで「台風の影響で、、、」と書かれてる方が多かったので、気圧の変化で頭痛になってしまった方が多かったんだと思います。

では何故気圧が変化すると頭痛になってしまうのでしょうか?

それには耳が関係しています。

なのでこのツイートの中でも、特に耳にアプローチかけてる②③のワークなんかがオススメですね!

気圧の変化と耳

耳といっても関係してるのは耳の奥にある内耳

低気圧の接近により急激な気圧低下が起こると、それを内耳が感知し、視床下部を通して交感神経の働きを活発にさせます。

交感神経の働きが活発になると、血管を収縮させる作用があるノルアドレナリンが血中に放出され、痛みを感じる神経を刺激します。

さらに低気圧が続くと炎症物質であるヒスタミンが増加するため、これらの影響で痛みが生じてしまうのです。

すると頭痛がしたり、人によっては古傷が痛んだりと身体に不調が出てしまうのです。

そのため、内耳と繋がってる耳を引っ張って深呼吸したり(②のワーク)、耳を挟みながらグルグル回したり(③のワーク)して、内耳の血流を良くするのが有効なんですね〜。

そして更にこの2つのワークをやる時にある事をすると、その効果を更に高めることができます。

ココを使いながら耳を緩める

そのある事とは、舌を上顎に当てる事(舌路)ですね。

何故舌を上顎に当てるのが有効なのかというと、それは耳の裏にある側頭筋が緩みやすくなるからです。

側頭筋は内耳が敏感に反応してる時に固まりやすい筋肉で、ここを緩める事で側頭筋やその周辺の血流が良くなるため、内耳の反応を抑えてくれます。

そんな緩めた方が良い側頭筋は首や肩のアウターマッスルと繋がりがあり、側頭筋が固まると首肩まで固まってしまいます。

首肩の固さは頭痛を助長するため、頭痛を解消するにはこれらを緩めたいのですが、そのために大きな効果があるのが舌を上顎に当てる事。

舌を上顎に当てると舌のインナーマッスルが働くのですが、この筋肉は首や胸のインナーマッスルや靭帯などを介して呼吸の時に使われる横隔膜前鋸筋と繋がります。

この2つの筋肉は肩を下げて首肩の緊張を緩める働きがあるので、舌を上顎に当てると

舌のインナーマッスルが働く

横隔膜・前鋸筋が働く

首肩が緩む

側頭筋が緩む

内耳の血流が良くなる

といった感じで連鎖して内耳の敏感な反応を抑えてくれて、その結果頭痛が緩和されるのです。

このツイートのワークをやる時は舌を上顎に当てたまま!

なのでこのツイートのワークをやる時。

①は舌を上顎に当てたまま頭頂部ほぐして、
②は舌を上顎に当てたまま、耳を引っ張り鼻呼吸で深呼吸。
③は舌を上顎に当てたまま耳を挟み回しましょう。

この一手間を入れるだけで違うので、今後頭痛がする時はこのやり方を試してみてくださいねー!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas