辛い頭痛を改善する6つの方法

昨日の記事で、あるワークのやりすぎで頭痛になることを書きました。
https://selfcare-lab.com/improvement

まあこれはちょっと特殊ですが、こんな感じでたまに頭痛になる人が多くいるのではないでしょうか?

Twitterのコメンでもちょこちょこ頂くので、本日は頭痛解消法についてお話ししますねー!

頭痛になる原因

頭痛にも様々な種類があり、大きく分けると「日常的に起こる頭痛」「慢性頭痛」「脳の病気に伴う頭痛(危険な頭痛)」の3種類に分けられます。

日常的に起こる頭痛

これは体調不良や風邪、二日酔いなどが原因の頭痛で、原因が解消されれば自然に治ります。

慢性頭痛

「日常的に起こる頭痛」のような原因がなく、繰り返し起こる頭痛です。

いわゆる「頭痛持ち」の頭痛で、頭痛全体の約80%はこのタイプだと言われています。

そして慢性頭痛は「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3種類に分けられます。

片頭痛

片方。もしくは両方のこめかみから目のあたりにかけて、脈を打つような「ズキンズキン」と痛むのが特徴です。

主な原因としてストレスや疲労、寝すぎ・寝不足といった不規則な睡眠、梅雨や台風時期の低気圧といった天候の変化、女性の場合は生理周期などがあげられます。

緊張型頭痛

今回の私のようなパターンの頭痛は緊張型頭痛です。

頭全体が締めつけられるような痛みがあるのが特徴で、主な原因は精神的ストレスや、長時間同じ姿勢が続くといった身体的ストレスなどがあげられます。

群発頭痛

男性に多くみられる頭痛で、目の奥がえぐられるような激しい痛みがあるのが特徴です。

主な原因として体内時計が関係してるのではないかと言われています。

脳の病気に伴う頭痛(危険な頭痛)

くも膜下出血や脳出血などの病気が原因で起こる頭痛で、急激に激しい痛みがあらわれることが多く、命にかかわることもあるので注意が必要です。

緊張型頭痛の原因となる筋肉

このように頭痛になる原因は様々ありますが、その中でも特に多いのが緊張型頭痛です。

頭痛のほとんどはこれにあたるので、今回は緊張型頭痛にスポットを当ててお話します。

先ほどもお話しましたが、緊張型頭痛はストレスや長時間同じ姿勢を続けることにより、血行が悪くなり背中から首肩、頭の筋肉が緊張してしまうことで起こります。

これらの筋肉をもう少し具体的に説明すると、例えば、デスクワークで長時間猫背姿勢を続けてた場合、腹筋背筋に力が入り固まります。

すると、腹筋は首の前にある胸鎖乳突筋と頭皮の筋膜と繋がりがありますし、
背筋は首の付け根にある後頭下筋群と頭皮の筋膜と繋がりがあるため、前後から挟むような形で首と頭を固めることになります。

そして、胸鎖乳突筋が固まるとその上にある側頭筋も引っ張られて緊張します。

さらに、ストレスがたまると噛み締めやすくなるため、噛む時に使われる咬筋も固まり、この筋肉も側頭筋と繋がりがあります。

これらの筋肉が固まると、横からも頭を固めることになるため、緊張が強くなると前後左右と全方向から頭を締め付けて、酷い場合は吐き気を伴う頭痛を引き起こすことになるのです。

これを解消するには、腹筋と背筋。そしてこれに関係する筋肉をゆるめるのが効果的です。

頭痛を改善する6つの方法

頭痛を改善するために、上記であげた筋肉をゆるめていきます。

腹筋背筋をゆるめる

  1. へそから指4本上のみぞおちの力を抜き、軽く丸める。
  2. みぞおちと反対側の背中を触り、息を吸って触ってる部位を膨らまし、吐いて元に戻す。

後頭下筋群ほぐし

背中側の頭と首の栄目の中央と、その両脇のくぼみを押してほぐす。

胸鎖乳突筋ほぐし

首の横にあるコリコリした筋肉を指でつまみ、頭側から鎖骨側まで満遍なくほぐす。

咬筋ほぐし

顎のエラあたりに指を当ててほぐす。

側頭筋をゆるめる

耳を横に引っ張り、深呼吸を3〜5回おこなう。

その後、耳の付け根を指で左右両方とも挟み指で頭を押さえて固定。耳を大きく回すのを3〜5回おこなう。

プラスで目も疲れてる人はこれ!

頭痛になると基本はここにあるワークをおこない、それにプラス目も疲れてる場合は、この記事に書いてあるワークもおこなっています。

デスクワークによる目の疲れを解消する【眼精疲労に効く5つのツボ】

ひどい頭痛でなければこれで大半はなんとかなるので、頭痛でお悩みの方はぜひ試してみてくださいねー!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas