おはようございます!柴です。
先週ブログに、股の骨盤底筋を最終的には4分割して使うという事について書きました。
骨盤底筋は下肢の動きや、前後左右回旋などの動きの方向を示してるので、
ここが上手く使えるだけで、日常やスポーツ動作の精度はかなり高まります。
そして今回はその続きで、横隔膜について。
横隔膜はみぞおちの奥にある筋肉で、主に呼吸の時に使われます。
ここの使い方も非常に重要で、
一昨日のセルフケアサロンのレッスンでも、腰・背中調整として横隔膜を使う呼吸ワークを取り入れましたねー。
横隔膜の柔軟性は、腰や背中と大きく関係するので、腰や背中が痛かったり、硬かったりする人は確実に動かせた方が良いです。
そしてもう一つ。
肩甲骨の動きを作るのにも横隔膜は大きく関係します!
横隔膜の働き
横隔膜も、実は骨盤底筋と同じように最終的には4分割して使い、
前後左右回旋などの動きや、上肢の動きを作り出します。
例えば、1/27に発売された「新しい体幹の教科書」に書かれているテニスの部分。
腕を後ろに引くときは、横隔膜の後ろ側を意識して、前に振る時に横隔膜の前側を意識します。
すると肩甲骨の動きがスムーズ且つ力強くなるため、
この使い方ができれば、テニスや野球などの上肢を使うようなスポーツで、かなり有利になりますね。
ではなぜ横隔膜を使うと、肩甲骨を使えるようになるのか?
それは横隔膜と肩甲骨は繋がりがあるからです。
横隔膜と肩甲骨の繋がり
肩甲骨の裏側から肋骨にかけて。
部位で言うと脇の下の部分ですね。
ここにある前鋸筋は、肋骨の間の外肋間筋と繋がりがあり、
外肋間筋は呼吸の時に使われる筋肉なので、横隔膜とも繋がりがあります。
そのため横隔膜が使えると、
横隔膜
↓
外肋間筋
↓
前鋸筋
↓
肩甲骨
と繋がり、肩甲骨をうまく使えるようになるのです。
この繋がりがあるから、横隔膜を使えると肩甲骨を使えるようになるんですねー。
横隔膜のワーク
という事で、肩甲骨をスムーズ且つ力強い使い方をできるようになるためには、
横隔膜がとても大事になるので、横隔膜を使えるようにするためのワークを紹介します。
まず基本は呼吸法で使っていくので、
以下の動画のように呼吸トレーニングを行っていきましょう。
そしてそこからの発展系は「新しい体幹の教科書」をご確認くださいねー。
これでワンランク上の使える体幹を目指して下さい!
P.S.横隔膜にはまだ様々な働きがあります。
そんな「使える体幹」を作るためのワークを、オンラインレッスン「セルフケアサロン」では紹介してます。
3/1月0:00〜3/4木23:59まで募集してるので、ご興味ある方はチェックして下さいねー!
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