股関節を使えると膝の負担が軽減する理由

膝関節は基本曲げ伸ばししかできません。つまり前後方向にしか動かないわけです。

ですが膝を痛めやすい人に限り膝で横や捻りの動きをしようとするので、すぐに膝を痛めてしまいます。

なのでそれを回避するために股関節を使える必要があるのです。

膝関節と股関節の特徴

膝関節の動きの特徴

冒頭でもお伝えした通り、膝関節は曲げ伸ばし(屈曲伸展)しかできません。

厳密に言えば、膝関節の曲げ伸ばしの動きに合わせて、スネが内や外に捻れますが、小さな動きのため、膝関節の動きはほぼ曲げ伸ばしのみです。

そのため、対応できる方向も前後のみになるので、横の動きや、捻りの動きなどが入ると、膝は対処できなくなります。

例えば、外側に移動、もしくは接触などで外側によろけたり、倒されそうになった時に、膝で対処しようとすると、膝が横に折れ曲るストレスがかかるため、膝に大きな負担をかけます。

これを解決するのに、膝以外に動かせる方向が多く、うまく衝撃を吸収できる関節を使うことが必要で、その関節が股関節なのです。

股関節の動きの特徴

股関節は膝と違って、前後以外にも、横や捻りの動きもあるため、様々な動きに対応できる関節です。

例えば、「膝関節は曲げ伸ばししかできない」であげた例と同じ、外側への移動やよろけたりする場面があったとします。

この時、膝ではなく、横の動きがある股関節を使えると、衝撃をうまく吸収することができるため、膝を痛めずに対処することができます。


このように、動かせる方向が少ない膝に変わって、股関節をうまく働かせることができると、膝にかかる負担が軽減し、ケガのリスクを下げることができます。

そしてこのような使える股関節を手に入れるために必要なのが、股関節の動きを作る大腰筋の働きを高めることです。

大腰筋が働くと股関節を使えるようになる

大腰筋は、みぞおちの反対側の背骨から股関節をまたいで大腿骨の内側に付着しています。

この筋肉はインナーマッスルで、身体の中にあるため、普通に股関節を動かすだけでは使えるようになりません。

そのため、大腰筋の働きを高めるには、付着している部分を触りながら動かす必要があるのです。

なぜ触りながら動かすのかというと、それは体性感覚というものが関係します。

体性感覚とは皮膚の感覚と筋肉・腱・関節の感覚の総称のことを言い、
皮膚の感覚は、触っている感覚や熱の感覚(熱いとか冷たいとか)、痛みの感覚などがあり、
筋肉・腱・関節の感覚は、手足や身体の位置・運動・抵抗・痛みや物の重量などの感覚があります。

大腰筋の付着部位を触って動かすというのは、この体性感覚を利用するためで、触って動かすとそこに感覚ができ、何度も繰り返しやり続けることで大腰筋を使う感覚が出来てくるのです。

大腰筋を使う感覚を身につける

大腰筋を使う感覚を身につけるために股関節を触りながら、前後・横・捻りの動きを行っていきましょう。

股関節をさする

まずは恥骨の隣の股関節を触り、摩擦で熱くなるまでさすっていきます。これで大腰筋の感覚を高めていきましょう。

前後に動かす

摩擦で熱くなった股関節を触りながら股関節の曲げ伸ばしを行っていきます。

横に動かす

今度は横に動かします。

捻って動かす

最後に捻っていきます。

これら全てをまとめるとこんな感じです。

こんな感じの流れでこれらのワークを行っていきましょう。

ツイートにも書きましたが、朝の体操みたいな感じで各5〜10回くらい動かせるとい良いので、お悩みの方は是非取り入れてみてください!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas