高温多湿な日本の夏。この時期になると毎年
- 身体が重い
- 食欲が出ない
- 頭痛がする
など不調が出る方も多いのではないのでしょうか?
もしかしたらその不調は胃もたれから来ているのかもしれません。
一体どういうことなのか。解説していきましょう。
夏は胃がもたれやすい
人間の身体には内臓や血管の働きを支配する自律神経(交感神経・副交感神経)があります。
通常、自律神経が機能すると、気温の上昇に応じて血管が拡張して汗を出し、体温を下げようとしますし、気温が低下すれば血管が収縮して熱を保つことで体温が下がらないように調整をします。
このように上手くバランスを取っているんですが、夏になると外は暑いけど、室内に入ると冷房が効いてて急激に気温が下がるため、その寒暖差に対応が追いつかず、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
自律神経に支配されてる胃はこの影響をうけ、自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になると胃の血管が収縮して血流量が減り、蠕動運動の低下や胃酸・胃粘液の分泌減少をもたらします。
そのため胃の機能が低下して食欲不振や胃もたれといった症状を引き起こします。
胃と身体の重み
胃は表面上で言うとみぞおちあたりにあり、ここには腹直筋や外腹斜筋、横隔膜などが存在します。
腹直筋は身体の前面にある筋肉、外腹斜筋は側面、横隔膜は体内にあるインナーマッスルと繋がりがあるため、胃が機能低下で固まると、その固さがみぞおち、そのまま身体の前面・側面・体内の筋肉に伝わるため、身体全体的に固まり重たさや怠さを感じます。
胃と頭痛
腹直筋・外腹斜筋は首の胸鎖乳突筋と繋がりがあり、胸鎖乳突筋は側頭筋と繋がりがあります。
そして胸鎖乳突筋が固まると、頭を前に引っ張るため、その分肩がすくみ、僧帽筋や板状筋、そのまま頭皮の筋肉へと繋がっていきます。
そのためみぞおちが固まるだけで、その固さが頭の筋肉にまで伝わってしまうため、頭痛を引き起こします。
胃の調子を整える
胃の調子を整えて、不調を改善していきます。
みぞおちを膨らます呼吸
みぞおちと反対側の背中を膨らますことで、胃と腹直筋・外腹斜筋・横隔膜をゆるめていきます。
- 床か椅子に座る。
- へそから指4本上のみぞおちと反対側の背中を触る。
- みぞおちと反対側の背中を膨らますように呼吸を10回おこなう。
みぞおち/背中のクロスポイント
みぞおちとみぞおちの反対側にある背骨を触り、前後左右回旋と動かしていきます。
呼吸でゆるめた後動かすことで、胃の活動を促すことができます。
詳細な刺激方法はLINE@登録者限定動画でご確認ください。
まとめ
- 夏は自律神経のバランスが崩れやすく、その影響で胃がもたれる。
- 胃がもたれて固くなると、その固さがみぞおちから繋がりのある全身に伝わるため、身体が重く感じる。
- みぞおちの筋肉は首から頭の筋肉と繋がっているため、みぞおちが固まると頭痛を引き起こすことがある。
最後に
胃はこのように様々な部位と繋がっているため、胃もたれは全身の不調を引き起こします。
今年の夏もかなり暑く体調を崩しやすいので、不調の方も、そうでない方も普段から胃の調子を整えておくことをお勧めします。