姿勢を良くするために必要な要素が足首・股関節の機能。
実際、先日行った浦和でのパーソナルで、足首と股関節にアプローチしたら、姿勢が良くなったお客様がいます。
姿勢作りに必要な要素
足首・股関節
この2部位にアプローチして、背筋が伸びて、頭の位置も変わりました(^^)
足元の影響はやっぱり大きいですねー! pic.twitter.com/JModKKZXmj
— 柴 雅仁|鍼灸師・パーソナルトレーナー (@PT_shiba) December 14, 2023
では何故姿勢を良くするのに足首・股関節の機能を高める必要があるのか?
今回は姿勢と足首・股関節の関係についてお話ししていきますね!
姿勢と支持規定面
直立した姿勢を保つには、しっかりと支持規定面を確保して、その中で安定させる必要があります。
※支持基底面とは体重を支えるために必要な床面積の事。 足で言えば両足を囲んだ面ですね。この支持基底面の上に重心位置ががあることで、立っている状態を維持することができます。
ただ人間は物ではなく動物なので動きます。
そのためこの支持基底面から重心が外れることがあります。
でも外れたとしても、そのまま倒れるわけではないですよね?
なんとかして重心位置を元に戻そうとします。
この外れた重心を元の位置に戻そうとするのを姿勢戦略と言います。
3つの姿勢戦略
姿勢戦略は3つあります。
- 足関節戦略
- 股関節戦略
- ステッピング戦略
です。
第1に足首、第2に股関節、それでも制御できないときに第3のステッピング(足を踏み出す)戦略が働きます。
足首・股関節のエラーは 姿勢を悪くする
このように姿勢作りには足首・股関節がきちんと機能してる必要があり、そこにエラーがあると姿勢が悪くなってしまいます。
例えば、、、
足首・足裏
- 足首が硬い
- 足裏の感覚が鈍い
- 浮指
- アーチが潰れすぎてる
- アーチが上がりすぎてる
股関節
- 股関節が硬い
- 股関節の感覚が鈍い
- 股関節の動きが悪い
- 股関節が詰まる
足首・股関節に刺激を入れる
足裏への刺激&アーチ形成
- テニスボールorマッサージボールを足裏に当てて満遍なくほぐす
- 指を除いた足裏の真ん中にボールを当てて踏む
- 当ててる部分から指を動かす意識でグーパー10回
足首への刺激
- 両手足を地面につける
- 足首を左右交互に動かし、踵を地面につける
- コレを20-30回行う
※踵が地面につかない人は動かすだけでもOKです。
股関節への刺激
- 足を腰幅にして膝を軽く緩め、壁にお尻をつけて鼠径部の真ん中を触る
- 鼠径部から曲げるよにお辞儀をする
- 裏ももが伸びてるのを感じとる
- これを10回行う
最後まで読んでくださりありがとうございます(^ ^)