こんにちは!柴です。
ここ最近は姿勢について聞かれる頃が多く、家族・友人・職場の人・運動の先生などから
「背中が丸い!」
「もっと胸を張って!」
「腰反りすぎ」
など色々なことを言われて、
「何が良い姿勢なのかわからない、、、」
となってる方がとても多いです。
何故このようになってしまうのかというと、それは良い姿勢の基準が曖昧だからです。
この基準がしっかりしてれば、誰から何言われてもブレる事はないですね。
姿勢に対する様々なアドバイス
僕も昔は父親に「ちゃんと胸を張って座りなさい!」と言われたものです。
その他にもフィットネス業界に入ってから、
「耳たぶ・肩峰・大転子が一直線になるのが良い」
「壁に後頭部・背中・お尻・フクラハギがつくのが良い」
とか、もう色々聞きましたね。
このように良い姿勢を具体的に記号化すると、色々な表現になります。
そして運動指導の先生によっても言う事が違ったりして、
例えば、あなたはピラティスとヨガを別の先生から受けていたとします。
ピラティスの先生からは「もう少し腰を丸めて」と言われて、
ヨガの先生からは「もっと胸を張って!」と言われる。
この二つをそのまま受け入れて、普段から両方を意識してると「腰を丸めながら胸を張る」という何とも難しく感じてしまう姿勢になりますよね。
それで何が良いのかわからず混乱してしまう、、、
というのは結構あるあるです。
ここまで色々書いてきましたが、どれも一度は聞いた事ある姿勢に対してのアドバイスですよね。
では何故このような色々なアドバイスがあるのか?
そしてこういったアドバイスを、どのようにして受け取れば良いのか?
その答えは
「アドバイスをしてる人の中に良い姿勢の基準があり、その基準は人によって違う」
「その動作に対するアドバイスであって、普段からそうしろとは言ってない」
の2つですね。
人によって良い姿勢の基準が違う
先程も書いたように、僕も昔は父親に「ちゃんと胸を張って座りなさい!」と言われてました。
弟や妹は言われないのに僕だけ言われるんですよね。
何故そうなのかというと、父親の中に良い姿勢の基準があり、僕だけがそこから外れていたからです。
具体的にどこが基準なのかはわかりませんが、
多分「ここからここまで背中が丸いのはありだけど、ここを超えるとダメ」みたいなのが、父親の中にあるんですよ。
弟や妹は父親のその基準内に収まってたから言われなかったのに、僕はその基準を超えて背中が丸まっていたんでしょうね。
だから僕だけ言われたのだと思います。
そしてこの基準は人によって違います。
あなたの家族と友人の良い姿勢の基準は違うのです。
だから両方から姿勢に対するアドバイスをもらうと、何が良い姿勢なのかわからなくなってしまうのです。
そしてもう一つ、運動指導の先生にも言われたりしますよね。
先程例にあげた、ピラティスとヨガの先生とか。
この2人の先生の中の基準となる良い姿勢も違う可能性がありますし、
もし仮に一致していたとしても、「腰を丸めて」と「胸を張って」は、もしかしたらピラティスやヨガの動作の時の話であって、普段からそうしろとは言っていない可能性もあります。
そこを意識が高すぎるあなたは、普段から意識してしまうため、それで混乱してしまっているのかもしれません。
なのでそれは解決するには、まずここに書いた内容を頭の中にきちんと入れて、認識しておく事が必要です。
そしてもう一つは、自分の中に良い姿勢の明確な基準を作れると良いですね。
良い姿勢の基準を明確にする
何が良い姿勢なのか??
ここが明確になる&体に感覚として落とし込めると、誰から何を言われてもブレずにすみます。
耳たぶ・肩峰・大転子が一直線になるのが良いのか?
壁に後頭部・背中・お尻・フクラハギがつくのが良いのか?
自分の中でそれが明確になると良いですね。
ちなみに僕の中での良い姿勢の基準は、この記事に書いた中には一つもありません。笑
それに関しては過去にブログに書いたので、詳しくは以下を参考にして下さいね。
ここに書いてあるワークはほんの一部ですが、ぜひ試してみて下さい!
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