おはようございます!柴です。
先日、オンラインレッスン、セルフケアサロンの生徒さんから、腰痛や背部痛について相談を受けました。
それに対して、以下の2つの動画を参考に、お腹のこの部分をほぐすようアドバイスをさせていただきました。
そしたら、即効果があったようで、このような嬉しいメッセージ。
そしてツイートまでして下さりました。
柴先生 @PT_shiba の #オンラインサロン に入会したんだけどまじ全人類にお勧め。教えて頂いたマッサージ数分やっただけで、授乳姿勢が悪くて痛めた背中と腰が嘘みたいに回復!
オムツ替えすら地獄だったけど今日は辛くなくて、お陰で娘に向き合うメンタルまで違ってきて娘がより可愛い😭❤️ #シバトレ— おてんばこゆきとプロペラたすく (@koyuki_20161129) February 12, 2021
効果があって本当に良かったです(^^)
このように腰痛や背部痛には、
意外とも思える「お腹」のほぐしが、めちゃめちゃ効くのです。
それは何故かというと、
お腹と腰や背中は繋がってるからなんですねー。
お腹と腰や背中は繋がる
お腹には腹直筋や外腹斜筋といった筋肉があり、これらの筋肉が固まると、3つのルートを辿って腰に影響を与えます。
では、そのルートを1つずつ見ていきましょう。
1つ目のルート
外腹斜筋は腰の筋膜と繋がっています。
腰の筋膜は背中にまで伸びる筋肉なので、
外腹斜筋が固まり、繋がる腰の筋膜も固めてしまうと、腰から背中まで固めてしまい、
腰痛や背部痛を引き起こしてしまうのです。
このルートが一番簡単なルートですね。
そして2つ目。このルートが少しだけ複雑になります。
2つ目のルート
まず腹直筋は胸や首の筋肉と繋がっています。
そして、外腹斜筋は脇の前鋸筋を介して、背中の菱形筋や板状筋と繋がって、さらに菱形筋や板状筋は僧帽筋と繋がっています。
これらの筋肉の位置を見ていただくとわかると思いますが、全て胸回りです。
そのため、腹直筋や外腹斜筋が固まると胸回りにある胸椎・肋骨・胸骨全てが固まり、動かなくなってしまいます。
するとどうなるのかというと、動くのが腰や首だけになってしまうということです。
そうなると、本来胸回りが動くことで逃がすことができるはずだった負担が、首や腰にかかってしまうため、腰を痛めてしまうのです。
そして最後、3つ目の繋がりは内臓が関係してきます。
3つ目のルート
「直腸、十二指腸、上行結腸、下行結腸、膵臓、腎臓、尿管、副腎」などの内臓は腹膜後器官とよばれ、背中に付着しています。
腹直筋や外腹斜筋が固くなると、これらの内臓にを影響を与えますし、
それにプラスして、暴飲暴食やストレスなどがあると、更に内臓が不調になり固まってしまいます。
すると、その固さが背中や腰周りに伝わり、腰痛を引き起こすのです
腰痛・背部痛の方はお腹ほぐしをやってみよう!
このような繋がりがあるので、腰痛や背部痛でお悩みの方は、試しにお腹をほぐしてみて下さい。
ほぐし方は冒頭で紹介した2つの動画を参考にして下さいねー。