肩甲骨を使うと握力が強くなる

首肩

「そういえば最近、バーベル持っても手が疲れなくなったんですよー!握力が強くなったんですかね?」

と先日、あるクライアントからこんな報告&質問をされました。

こう言った声は、私のセッションを受け続けてくれてる方からはよく聞くのですが、面白いことに、実際の握力数値はほとんど変わってないという。笑

でも前より手や腕が疲れることなくバーベルやダンベルを持てちゃう。

何故そんな事が出来るようになるのかというと、それは、肩甲骨の使い方が関係してるんですよね^_^

握力がついてもバーベルが持てなかった

私の身長は169㎝なんですが、体重が高校生の頃は52㎏しかありませんでした。

BMI(見た目を表す数値)で言えば、18.21。

18.5以上、25未満が適正体重なのに対して、18.21なので、低体重でその当時はガリガリでかなり細かったです。

現在は60㎏ありますが、結婚指輪のサイズは9号で、ゼクシィで調べたら女性の平均が8〜10号、男性の平均が13〜18号みたいなので、私の指は女性並みということ。

つまり骨格が、元から全体的に細いというわけです。

そんな細い身体が昔はコンプレクスで、それを改善するべく高校2年生の時に筋トレを開始しました。(ちなみに、それがキッカケでこの業界に入りました。)

その時は知識も何もないので、勉強しながら試行錯誤を繰り返し、5年で体重を68㎏に増量。握力も40㎏から50㎏にアップしました。

ただ、握力はアップしたものの、その時おこなってた筋トレ種目の中のデッドリフトを、100103セットが握力がもたず、素手でやる事ができなかったのです。

そのため、リストストラップという重りを落とさないようにバーベルに巻きつけるやつをつけておこなってました。

そして月日が経ち、今から約3年前の29歳の時。

ある程度身体の使い方を覚えたので、その使い方を利用しながらの筋トレを開始しました。

もちろん、デッドリフトも。

そして始めてから約3ヶ月。

筋トレを7年ほど続けていた10代後半から20代前半の時は、どれだけ筋肉をつけても、デッドリフト100103セットが素手でできなかったのに、今回は約3ヶ月で、筋肉も全然ついてないのに、素手でできたのです。

ちなみに握力は45㎏。筋トレをガッツリしていた時期より5㎏少ないです。

それでもできました。

できた要因はいくつか考えられますが、その中の一つが冒頭でお伝えした肩甲骨の使い方なんです。

肩甲骨と握力

「握力は全身の力が関係する」なんて言われることもありますが、ほとんどは手から前腕の筋肉の強さになります。

そのため、握力が強い人、数値的に高い人はこれらの筋肉がかなり発達しているというわけです。

ですが私の場合は、お話した通り、元々女性並みの骨格のため、筋肉をつけたとしても、骨太の男性と比べたらそこまで強い力は出せないのです。

なので、100㎏10回3セットも持ち続ける事ができませんでした。

ですが、手や前腕の強さがなくても、肩甲骨を上手く使うことで、足りない力を補う事ができたのです。

その使う時のポイントとなるのが

脇には肩甲骨の裏側から肋骨に付着する前鋸筋、腕から背骨に付着する広背筋が集合しているため、脇を意識すると、これらの筋肉をまとめて使う事ができるようになります。

そして広背筋は前腕の筋肉と、そして反対側のお尻の大殿筋と繋がりがあり、前鋸筋は脇腹の外腹斜筋から腰の筋膜を介して股関節の大腰筋と繋がっているので、バーベルを握った時に脇を使う事ができると

前腕の筋肉

広背筋 → 大殿筋

前鋸筋 → 外腹斜筋 → 腰の筋膜 → 大腰筋

と複数の筋肉を繋げて使う事ができるため、それらの筋肉全てを動員することで、100㎏10回3セットもすんなりとできるようになったのです。

脇の意識を高める

これと同じような事ができるようになるには、脇の意識を高めることが必要です。

ですが、ただ脇の意識を高めるだけでは、デットリフトのような何か手で握ったまま身体を動かすときにはうまく使うことができません。

同じような脇の使い方をできるようにするには、それなりに強い意識が脇にないといけません。

そして、それを手に入れるためには立甲ができるようになる必要があります。

立甲(りっこう)とは、肩甲骨が浮き立つ状態のことを言い、脇の意識がかなり強くないとこれはできません。

そのため、これをできるようになるために、以下の記事に書いてある手順で練習を積んでください。

立甲ができるまで【効果と練習方法を一挙大公開】

2018.02.25

最後に

立甲はできるようになるまでが難しいですが、できるようになって、身体を動かす時に使えれば、
握力が強い人を凌ぐほどの大きな力を発揮することができるようになるかもしれません。

時間はかかると思いますが、コツコツと練習していきましょう。

まとめ

  • 脇の意識が高まって、使えるようになれば、握力がなくても重いものを扱うことができるようになる。
  • 脇を使えるようにするには、脇の意識をかなり高めなければならない。
  • そのためには立甲ができるようになる必要がある。

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解剖学図の引用元
VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス