【動ける身体を作るには必須!】体幹を鍛える前に足元を整える

体幹

「これからもずっと踊り続けられるように、そしてパフォーマンスをあげるために体幹を鍛えたいんです!」

と社交ダンスをしている70代の女性に相談をされました。

こういった年齢とか関係なく前見て進もうとしてる人良いですよねー^_^

よっしゃ!やりましょう!

って気持ちになります。

そしてセッションに入ったんですが、まずはやっぱりね、体幹を使えるようになるなら足元からやらないと。
という事で足元から入ったら、一瞬「え?なんで?」みたいな空気感になりました。

そりゃそうですよね。笑
体幹鍛えたいって言ってるのに、体幹トレーニングやろうとしないんですから。笑

でも体幹を日常やスポーツで使えるようになるなら、足元がきちんと整ってないとダメなんですよ。

その理由はとても簡単。

足元は土台だからです。

体幹を鍛えるなら足元から

運動のパフォーマンスが上がらない人。例えば、

サッカー
野球
バスケ
マラソン
トライアスロン
ロードバイク
陸上
ダンス

その他腰痛や膝痛、肩関節痛なんかで悩む人もそう。

みんなこれらを解消するために、まずはじめに思い浮かべるトレーニングが体幹を鍛える事だったりします。

確かに体幹は大切です。

でもですね。
体幹の下には足があって、最も下の土台とも言える足元が崩れてたら体幹をいくらトレーニングしてもまるで使えないんですよ!

人間は二足歩行なんだから、足から体幹を繋いで作っていかないとただやってるだけの体幹トレーニングになってしまう。

運動パフォーマンスをあげる!
痛みを取る!

そういったのが目的であれば、確実に足元を整えていかないと体幹はうまく使える事ができないんです。

3つのアーチを作るのが大事!

体幹のインナーマッスルと繋がる太もも、膝、スネ、足の筋肉

これらをきちんと繋いで使えるようにしなければなりません。

そのためには足元をきちんと安定させる事が必要で、足元を安定させるために僕がよくやるのは3つのアーチを作る事です。

冒頭で話したクライアントは、一回のセッションでアーチを作って、それだけで「社交ダンスの動きが変わった!」と言ってました。

その他にもアーチ作って五十肩や腰痛、膝痛が緩和した人もいましたね。それに患部調整をプラスしたらかなり良くなりましたよ。

それだけ3つのアーチ形成ってとても重要なんです。

アーチを作る2つの筋肉

アーチを作る筋肉が主に2つ。

後脛骨筋と長腓骨筋です。

後脛骨筋は土踏まずである内アーチ、長腓骨筋は外と足の前にある横アーチを形成します。

これらの筋肉が使えてないと内側にある舟状骨や外側にある立方骨が落下して、足の指も開いてしまいまい、アーチがなくなってしまうんですね。

なのでアーチ形成にはこれらの骨を上に引き上げつつ、後脛骨筋や長腓骨筋に刺激を入れる必要があります。

3つのアーチを形成するワーク

以下の手順で3つのアーチを作っていきましょう!

外アーチ形成

足の外側にある骨の出っ張りの下。

ここを引き上げながら、グーパーを10回繰り返します。

内アーチ形成

内くるぶしの斜め前にある骨の出っ張り。

ここを引き上げながら、グーパーを10回繰り返します。

横アーチ形成

親指と小指の骨の出っ張りが終わるところを結んだ中間地点。

ここを指圧しながら、グーパーを10回繰り返します。

足裏インナーマッスルの刺激

指を除いた足裏の真ん中。

ここを指圧しながら、指圧したところから指を動かすイメージで、グーパーを10回繰り返します。

運動やスポーツ前にも足元を整えよう

今回は、体幹トレーニング前に〜

という感じでお話ししましたが、これはその他の運動やスポーツ前にやるのもオススメです。

それだけでパフォーマンス変わるので、そういった時にもぜひやってみて下さい!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas