肩がコル・痛む・動きが悪い。
などがあると肩や肩甲骨周りをほぐしたりストレッチをしますが、正直それだけでは不十分です。何故なら肩の動きに関係する部分というのは、もう一つあるから。
それは鎖骨です。
鎖骨と肩甲骨は繋がっている
鎖骨は肩の端の方で肩甲骨と繋がっています。なので肩周りの動きに鎖骨が関係しているので、鎖骨の動きが悪くなると肩の動きも悪くなってしまうのです。
そしてその動きを良くするためのポイントが、鎖骨と胸の胸骨で構成される胸鎖関節にあります。
ここは肩関節や肩甲骨ほど大きな動きはしないものの、肩の動きに合わせて動く関節なので、ここが固まると肩の動きが悪くなってしまうのです。
そして胸鎖関節が重要な理由はもう一つあり、それは「体幹との繋ぎ目」だからです。
胸鎖関節は体幹との繋ぎ目
胸鎖関節は体幹と上肢を直接繋ぐ唯一の関節です。そのため、ここから肩を動かすような意識をすると「上肢←→体幹」と連動させて動かすことができるため、その分肩や肘にかかる負担を分散できるため痛めるリスクを下げ、運動パフォーマンスを上げることができるのです。
なので肩の動きをスムーズにしたい方は、まずこのツイートのように胸鎖関節をほぐし
肩の動きが悪いという人は、鎖骨に原因があるかもしれない。何故なら肩甲骨と鎖骨は繋がっているから。
鎖骨は胸で体幹の骨とも繋がっているので、
鎖骨と体幹の繋ぎ目(胸の真ん中を上に辿った所にある凹みの横あたり)をグリグリしてほぐすと肩の動きがスムーズになるので、お悩みの方は試しを! pic.twitter.com/EiPluALtzb— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) February 25, 2019
そして胸鎖関節から肩を動かせるように、ここを触りながら日常の動作やスポーツの動作をやります。
例えば、テニスや野球といった肩を頻繁に動かすスポーツの場合はこんな感じですね。
前回の続き、、、
鎖骨と体幹の繋ぎ目を緩ませたら、そこを触りながら日常や競技の動作を行う。
動画は一例だけど、その他でも同じで、こんな感じで動かすと良いですね。
これができると「上肢←→体幹」と繋げて動かすことができるため、肩や肘などを痛めるリスクを下げることができます。 pic.twitter.com/TkahuhgnWK
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) February 25, 2019
このように胸鎖関節の意識を高めていけると良いです。
そして胸鎖関節の意識を高めていった結果が、私の友人であり同業のトレーナーである渡邉真里恵さんのような結果を生み出せるんですねー。
胸鎖関節で狙う!
渡邉真里恵さんは先日、テニスの大会(詳しい大会名聞き忘れましたが。笑)で優勝したんです。
胸鎖関節を意識し、そこで狙いを定めて球を打ったみたいですね!
さすがですねー。普段からワークをやってると、こういった感じに結果を出せるのです。
あ、ちなみに渡邉真里恵さんのブログも身体について書いてるので、ご興味ある方は読んでみてくださいね!
→https://mariebodycare.amebaownd.com
胸鎖関節はね。あまり有名ではありませんがとても重要な関節です。なので肩の動きをスムーズにしたい方は、ぜひ紹介した2つのワークを実践してくださいね!