お尻に引き続き太もものストレッチは膝・腰・肩。そして首にも効く。
ここも結構万能だったりするんだよね。
太ももと膝・腰・肩・首の関係
太ももの大腿四頭筋が固まると、以下の繋がりにより膝・腰・肩・首に影響を与え、動きを悪くして、酷い場合は痛みが出てしまうことがあります。
膝との繋がり
大腿四頭筋自体が膝に付いてます。そして太ももの外側にある腸脛靭帯とも繋がりがあり、この筋肉は固まると膝を内に入れる動きを引き起こし、膝を痛める原因となるのです。
腰との繋がり
大腿四頭筋は腸脛靭帯、お尻の筋肉を介して反対側の背中の広背筋と繋がりがあり、この筋肉が固まると腰痛になります。
肩との繋がり
広背筋が固まると肩を下げてしまいます。すると相対的に反対側の肩が上がり、肩コリや肩の痛みなどを引き起こすのです。
首との繋がり
大腿四頭筋は腹筋や胸の筋肉を介して首の胸鎖乳突筋と繋がっているため、この筋肉が固まると首コリや首の痛みを引き起こします。
このような繋がりがあるため、膝・腰・肩・首を痛めてる人はもちろんのこと、そう出ない人もお太もものストレッチをするだけで主要な関節を緩めることができるので、疲労回復に繋げることもできます。
なので太もものストレッチも誰しもがやった方が良いストレッチです!
太もものストレッチ方法
太ももの柔軟性は人により違うので、まずは簡単なものからご紹介します。
太もものストレッチ①
- 横向きに寝転がる。
- 上の足の膝を曲げて足首を持つ。
- 余裕があればそこから足を後ろに引く。
- 太ももが伸びるので、そのまま10〜20秒キープする。
このストレッチに余裕があれば次のストレッチをおこなってみましょう。
太もものストレッチ②
- 足を前後に開き、後ろの膝を地面につける。
- 腰に手を当てて、身体を前にスライドさせる。
- 太ももの股関節よりが伸びるので、そのまま10〜20秒キープ。
- そこから更に、後ろ足の膝を曲げて足首を持ち、太もも全体を伸ばしていく。
- バランスが取りづらい人は、壁に触れながらおこなう。
- この状態のまま10〜20秒キープする。
腰痛と膝痛に効くストレッチPart2
太ももの筋肉は膝、そしてお尻を介して腰とも繋がっているから、ここが固まると腰痛や膝痛になりやすい。
だから太もものストレッチは小まめにやると良いですよ!壁や手すりに触れながらやれば、バランス取りやすくなるので、動画のような感じでやるのがオススメ! pic.twitter.com/cD8WqiaHoT
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) February 21, 2019
このように太もものストレッチも万能なので、朝起きたときや寝る前、運動前後などにおこなってみてくださーい!