膝からポキポキ鳴る音の原因

こんばんは!柴です。

先日インスタに、股関節のポキポキ音を解消する方法を投稿したら、「膝のポキポキ音はどうやったら改善されるのか?という質問を多数いただきました。

なので本日は、膝からポキポキ鳴る音の原因について解説していきたいと思います。

膝から鳴る音の原因は?

実は、膝から鳴る音の原因は、現代の医学でも完全に解明されておらず、様々な説が唱えられております。

その中の1つが膝の歪みです。

原因①:膝の歪み

  • 太ももに対して、スネが外に捻れてる。
  • お皿が少し上にある。
  • お皿が斜めになっている。

などの歪みがあると、膝を動かした時にスムーズに動かず、関節が擦れて音が鳴ることがあります。

そして、もう1つがキャビーションです。

原因②:キャビテーション

キャビーションとは、関節に一定のストレスがかかると、関節の間を満たす滑液の圧力が変化して気泡が弾けることで、
この時発生する音が膝からポキポキ鳴る音の原因とも言われています。

原因③:その他

その他にも、

「膝のお皿が変形している」
「膝関節の間に炎症が起きてる」

など、様々な説があるため、

これが原因です!とはなかなか言い切れません。

ただ、過去に様々な膝関節を診てきた経験から、膝から音が鳴る人は、膝にある特定の筋肉を使いすぎて、それにより歪んでいることが多いです。

まずは硬い筋肉を緩める

「原因①:膝の歪み」の例であげた、

  • 太ももに対して、スネが外に捻れてる。
  • お皿が少し上にある。
  • お皿が斜めになっている。

は全て、前ももの大腿四頭筋や、大腿四頭筋の外側にあたる外側広筋、外ももにある腸脛靭帯が硬まることにより、引き起こされてます。

画像

太ももに対して、スネが外に捻れてる。

太ももに対して、スネを外に捻る筋肉は、腸脛靭帯です。

腸脛靭帯が過度に働くと、大腿骨は内側に捻れてしまいます。
それに対してスネは対応できないため、結果的にスネは大腿骨に対して外側に捻れてしまうのです。

お皿が少し上にある

左右で比べた時に、お皿が高い位置にある方が音が鳴りやすいです。

お皿を上に引っ張ってるのは大腿四頭筋。この筋肉が固まるとお皿の位置が高くなってしまいます。

お皿が斜めになっている

お皿を斜めにするのは外側広筋で、固まるとお皿の外側が高くなります。

以上の理由から、これらの筋肉の硬さを取り除くために、緩めることをした方が良いのですが、
それだけだとすぐに元に戻ってしまう可能性があるので、プラスαで使えてない筋肉を使うこともできると良いです。

膝の歪みを整える

その筋肉とは、裏ももの内側にある内側ハムストリングス

この筋肉が使えると、スネの外捻れを矯正して、内側に捻ることができます。

そしてそれができると、お皿の位置も良い位置に矯正されやすいので、
膝のポキポキ音を解消する導入段階として、まずは「硬い筋肉をほぐす+内側ハムストリングスの強化」から入るのが良いかなと思います!

前もも・外ももをほぐす

まずはほぐしから。

前ももの大腿四頭筋と、外ももの外側広筋・腸脛靭帯を、拳でグリグリほぐして緩めていきます。

詳細なやり方はYouTubeを参考にしてください。

YouTubeでは他のワークも紹介してますが、前ももと外ももほぐしだけやればOKです。

内側ハムストリングスを強化する

スネを内側に捻り、内側ハムストリングスを強化します。

こちらも詳細なやり方は、YouTubeを参考にしてください。

YouTubeでは他のワークも紹介してますが、こちらの場合は全部やれると膝の歪みがしっかり解消されるので、
時間がある時は全部やってみてください。

ほぐしと強化を毎日交互にやっていこう!

以上のワークを、まずは1週間!

硬い筋肉をほぐす事とと、内側ハムストリングスの強化を毎日交互にやっていきましょう。

例えば、今日はほぐしをやったら、明日は強化。明後日はまたほぐし。
みたいな感じですね!

ぜひお試しください!

 

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas