トレーニングのビッグ3の中に入るスクワット。
ダイエットのため
スポーツのため
足腰強化のため
様々な目的でやられますが、何百人と指導してきた中で、
「なかなかお尻や内もも、裏ももに効かせる事ができない、、、」
という人にはある共通点がある事に気づきました。
それは「腰の反りすぎ」です。
腰を反りすぎると、お尻や内もも、裏ももき効かせられないだけでなく、
腰や膝を痛めたり、
前ももにばかり効いてしまったり、
脚に力が入らなかったり。
と結構マイナスなんですよね。
腰を反ると腰と膝にくる!
スクワットやると、お尻を後ろに引くため、どうしても腰を反りたくなります。
でもこれは本当にやめた方がよくて、
何故なら、まず腰にきますよね!
腰を反らすと、腰回りに大きな力が入りガチガチに固めてしまいます。
そこにスクワットでの屈伸動作。プラスで重りを担いでいたら、更に負荷がかかるため、痛める可能性大です。
更に腰を反ってスクワットをすると、膝を痛める可能性も高くなります。
腰を反るとそこで固めてしまうため、立ち上がり動作でも反ったままになってしまうので、体が前に傾いたまま立ち上がる事になり、股関節をしっかり伸ばす事ができなくなります。
すると、その分を膝で補うため、必要以上に膝を伸ばそうと力を入れてしまうんですよね。
その結果、膝を痛めてしまう可能性が高くなるのです。
そしてこうなると、
前ももばかりに効いてしまうため、やり続けると太ももが太くなってしまいます。
太ももが太くなる
腰を反ると腰のアウターマッスルを必要以上に使ってしまいます。
すると腰や股関節のインナーマッスルである腸腰筋が使えなくなってしまうのです。
インナーマッスルは関節を安定させ、スムーズに動かす働きがありますが、
インナーマッスルは、アウターマッスルを使い過ぎると働きが落ちるという特徴があるため、
腰を反り、腰のアウターマッスルを使うと腸腰筋が使えなくなってしまうのです。
すると、腸腰筋は裏もものハムストリングスや、内ももの内転筋と繋がりがあるため、
腸腰筋を使ってスクワットができないと、お尻や裏もも、内ももにも効かせる事ができなくなってしまいます。
そしてその分膝を伸ばしきる動作が入るため、前ももの大腿四頭筋は過度に使い過ぎてしまいます。
このよう腰を反ると
股関節(腸腰筋)が使えなくなり、お尻、裏もも、内ももに効かない
↓
そのかわり膝使い、前ももを使い過ぎて発達
となり、太ももが太くなってしまうんですね。
そのため、これを解決するには腰を丸める訓練をする必要があります。
腰を丸める
腰を丸めるとっても、闇雲にやっても効果はありません。しっかり場所を狙って丸める必要があります。
その狙う場所はみぞおちの反対側の背骨。
ここには腸腰筋があるのはもちろんの事こと、繋がるその他のインナーマッスルもあるので、
みぞおちの反対側の背骨を丸める事ができると、より多くのインナーマッスルを使う事ができるのです。
という事で、そこを動かしてくるワークをやっていきましょう!
やり方は動画を参考にしてくださいね。
あとそれができたらプラスこのトレーニングもオススメです。
股関節触って、腰まるめて、しっかり足閉じて行っていきましょう!
お腹が凹まない
股関節固い、上手く使えない人は股関節のインナーマッスルである
腸腰筋を使うようにしよう股関節触って、
腰丸めて、
足閉じて内ももも使うすると腸腰筋を使える条件がある程度揃うので、こうやって強化するのも一つの方法 pic.twitter.com/ch1Au8isJm
— 柴 雅仁|SHIBA式パーソナルin東京立川 (@PT_shiba) October 26, 2020
スクワット時も意識しよう!
ワークをやることに慣れてきたら、スクワット時も意識できると良いですね。
腰を反り過ぎないようにして、股関節を意識しながら行っていきます。
以前スクワットのYouTubeを出したので、そちらも参考にしてみてください!
そして更に、
10/29木の21時に無料のLIVEレッスンをやるのですが、そこでも腰を丸める事や、股関節についてお話してきます。
テーマは「歩き方」ですが、参考にはなると思うので、ご興味ある方は是非ご参加下さいね!
参加方法はその時間になったら、以下のリンクにアクセスするだけです。
お待ちしております!
※保存もされるので、後日視聴も可能です。