どうして筋トレで、スポーツパフォーマンスが上がる人と上がらない人で分かれてしまうのか?

トレーニング

「筋トレをしてるのに、スポーツパフォーマンスがあからない、、、」
「むしろ下がってる、、、」

という方がどれくらいいるのでしょうか?

これ、ちょくちょく聞く話なので、もしかしたら、物凄くいっぱいいるのではないかと思っているのです。

でも逆に、筋トレを始めてから、スポーツパフォーマンスが上がる人もいます。

その差は一体何なのか。

本日は、筋トレで、スポーツパフォーマンスが上がる人と、上がらないの違いについて解説していきます。

筋トレの成果が出ない人

ベンチプレスは、メインは胸の大胸筋で、サブで腕裏の上腕三頭筋が鍛えられる。

スクワットは、メインは太ももの表側にある大腿四頭筋、裏側にあるハムストリングス、お尻の大殿筋で、サブでふくらはぎの下腿三頭筋や、腰の脊柱起立筋が鍛えられる。

この辺りは、よくネットや本でも書かれていることです。

もちろんこれは嘘ではありません。本当です。
だから、その種目をやった時に、ちゃんとその部位に効いていれば、やり方は合ってます。

でもですね。
これを信じて、これが全てだと思って筋トレをしてしまうと、スポーツパフォーマンスが下がってしまうのです。

なぜなら、
使われてる筋肉は、これだけではないから。

ネットや本に書かれていないだけで、他にも使われてる筋肉がたくさんあります。

なのにもかかわらず、ここにあげた少数の筋肉だけを使って、そこばかりを鍛えてしまうため、その他の筋肉とのバランスや関係性が崩れ、スポーツパフォーマンスが下がってしまうのです。

そのため、筋トレの成果を出すには、まず筋トレで使う筋肉は、他にもたくさんあるということを認識すること。

そして、ここにはあげてない筋肉を、キチンと使って筋トレをおこなうこと。

これが必要になります。

筋トレの成果が出る人

では、ここにはあげてない筋肉とは一体何なのか。そして、どのようにして使えるようにするのか。

まずあげてない筋肉は、大きく言うと、身体の中にあるインナーマッスルです。

インナーマッスルは、

  • 姿勢を保持する
  • 関節の動きをスムーズにする
  • 素早い動作ができるようになる

といった特徴があり、どの特徴も、スポーツパフォーマンスを上げるためには欠かせないものです。

そのため、インナーマッスルをしっかり動員することができると、スポーツパフォーマンスアップに繋がる筋トレになるのです。

では、どのようにして、インナーマッスルを筋トレ時に動員させるのか。

それは、まず簡単に始められるのが、クロスポイントワークです。

クロスポイントとは、インナーマッスルを活性化させるツボみたいなもので、筋トレ前にここを刺激すると、筋トレ時にインナーマッスルが使いやすくなります。↓

クロスポイント〝セルフケアの基礎〟

詳細なやり方は、【LINE@登録者限定動画】でご確認ください↓

クロスポイントの詳細な刺激方法

そして慣れてきたら、クロスポイントの場所を意識しながら筋トレをすると、さらに効果的です。

上手く使えるようになると、今まで扱ってた重りが軽く感じ、楽に筋トレが出来るようになります。

複数の筋肉が使えるようになると、大きな力を発揮できる

なぜ重りが軽く感じ、楽に筋トレが出来るようになるのかというと、
その重りを、複数の筋肉を使い、支点を固定しないで挙げているからです。

1つの筋肉で出せる力は限られています。

そのため、支点を固定して、1つの筋肉で重りを挙げようとすると、その筋肉に負担が集中してしまうため、すぐに疲労して、小さな力しか出すことができないのです。

ですが、
支点を固定せずに、複数の筋肉でその重りを挙げようとすれば、負担が分散するため、1つの筋肉にかかる負担が減り、疲労しにくくなるのです。

そして、疲労しにくくなるぶん、大きな力を発揮することができるため、その重りを楽に挙げることができます。

、、、と言われても、これはやり続けて感じることができるものなので、まだピンときてない人が多いはず。

なので、支点を固定するのと、しないので、力発揮がどのように変わるのか。
下記の動画をご覧ください。

1回目に力を入れてるのが、支点を固定して、1つの筋肉で力発揮をしてるところ。

2回目に力を入れているのが、支点を固定しないで、複数の筋肉で力発揮をしているところです。

ご覧の通り、1回目は、相手の人を持ち上げることができないけど、2回目はできていますよね。

支点を固定するのか、しないのか。1つの筋肉で力発揮をするのか、複数の筋肉で力発揮をするのかで、こんなにも違いがあるのです。

また、別の例えで言うと、10㎏のお米を、1人で運ぶこともできるけど、2人や3人で運べた方が楽ですよね?

1人で運んだら、1㎞先の家に着くまでに、途中でおろして、休みながらでないと運べないかもしれないけど、2人や3人だったら、休まず早く運ぶことができますよね?

それと同じような感じです。

そしてもちろん、1つの動作で、複数の筋肉が使えるようになると、スポーツパフォーマンスも上がります。

走る時で言えば、複数の筋肉で力発揮できれば、足が速くなる上に、疲労しにくくなるため、持久力も上がりますし、

コンタクトスポーツ、例えばサッカーやラグビーなどで言えば、フィジカルで、相手に競り負けない力を発揮することができるようになるのです。

まとめ

今回の内容をまとめると以下の通り。

  • 筋トレの成果が出ない人は、1つの筋肉だけで筋トレをおこなってる。
  • 筋トレの成果が出る人は、複数の筋肉を使って筋トレをおこなっている。
  • 複数の筋肉とは、インナーマッスルも筋トレに動員させること。
  • 複数の筋肉を使って筋トレができると、支点を固定せず、負担を分散でき、尚且つ大きな力を発揮することができる。

このように、筋トレで、スポーツパフォーマンスを上げるには、複数の筋肉(インナーマッスル)を使うことが必要なので、

そのために、まずはクロスポイントワークから入っていきましょう。クロスポイントワークの後の筋トレ。これを徹底していただければと思います。

筋トレの成果がなかなか出ない、、、とお悩みの方は、是非実践してくださいね!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas