こんにちは!柴です。
ここ最近の指導で気になるのが腰の硬さ。
腰の硬さが影響して
- 股関節
- 膝
- 足首
など足全体を硬めて動かしてしまってる方が結構多くいますね。
そうなる、体の中でも特に重要。
要とも言える股関節の動きのキレが悪くなるので、そうならないためにも、腰は常に柔らかい状態をキープしておきたいものです。
自由脊椎とは?
まずは股関節と腰の関係についての話の前に、背骨についてお話ししますね。
背骨は頚椎7・胸椎12・腰椎5の全24椎で構成されています。
背部と腰部を見比べてみると、腰部にあたる胸椎11番〜腰椎3番までは、特に他の骨との繋がりがなく固定されていません。
言い方を変えると自由に動かせる背骨というわけです。
そのためこの部分を自由脊椎と呼びます。
ただ自由と言うと聞こえは良いですが、上手くコントロールできなければ不安定になりやすい背骨なので、そのコントロールが上手くいかず腰を硬めて、痛めてしまう人が多くいます。
その部分が自由脊椎、、、
ではなく、その更に下の腰椎4・5番になるのです。
腰椎4・5番は固まりやすく、痛めやすい
自由脊椎の必要な動きや安定感を出すのに使われるのが、体幹のインナーマッスルの横隔膜や腸腰筋。
これらの筋肉がうまく働くことで、自由脊椎をしっかりコントロールすることが出来るのですが、これらが働かず、自由脊椎に無駄な動きが出てくると、自由脊椎の土台とも言える腰椎4・5番に大きな負担をかけてしまうのです。
それで腰椎4・5番付近を硬めて、場合によっては痛めてしまうのです。
ではこの事と、今回のテーマである股関節はどのように関係するのでしょうか?
腰と股関節の関係
腰椎4・5番付近の腰が硬まると、腰の筋肉である脊柱起立筋や広背筋が硬まってしまいます。
この2つの筋肉は、お尻や裏ももなど股関節を動かす筋肉と繋がっているので、腰が硬まると、その硬さが股関節の動きを作る筋肉にも伝わり、それで股関節の動きが悪くなるのです。
そして更に、先程出てきた体幹のインナーマッスルの腸腰筋は、股関節の動きを作る筋肉でもあるので、
「自由脊椎を上手くコントロールできない=腸腰筋を使いえない」
となるため、それもあって股関節の動きが悪くなるのです。
そのため、これを解決するには
- 腰椎4・5番を柔らかくすること
- 腸腰筋の働きを高めること
の2つが必要になります。
股関節の動きのキレを取り戻す
股関節の動きのキレを取り戻すために、以下の3つの動画のワークをやっていきましょう!
まずはこれで腰椎4・5番を柔らかくします。
次に腸腰筋の働きを高めるために、2つのワークを行いましょう。
毎日コツコツ実践
まずはこれを毎日コツコツ実践していってください。
腰はこれである程度柔らかくなります。
自由脊椎のコントロールは、正直これだけではできませんが、第一ステップにはなるので、確実にやって行った方が良いです。
ぜひ試してくださいねー!
P.S.自由脊椎の動きをコントロールするための基本となるのが、立ち姿勢をインナーマッスル優位にすることができるかどうかです。インナーマッスル優位にできれば、自然と腸腰筋や横隔膜が使えるようになるため、自由脊椎のコントロールが今よりも上手くいきます。
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