【大腰筋】腰痛に効く2つの理由

腰・背中

「腰痛がなかなか良くならない…」

その原因はもしかしたら大腰筋の機能低下にあるかもしれません。

インナーマッスルの大腰筋の働きが落ちると、腰に大きな負担をかけてしまうのです。

という事で今回は、腰痛と大腰筋の関係についてお話ししていきますね!

実際こんな変化がありました

実際、先週行った浦和でのパーソナルで、大腰筋に刺激を入れたら、前屈時の腰痛が軽減したお客様がいます。

では何故、大腰筋に刺激を入れたら腰痛が軽減したのか?

そのお話をする前に、まずは大腰筋の解剖学からみていきましょう。

大腰筋の解剖学

もう少し専門的に言うと、、、

このように大腰筋は体の奥深くにあり、直接触ることもできないため、意識しづらく弱くなりやすい筋肉なんです。

そんな大腰筋ですが、機能を高められると腰痛解消に繋げることができます。その理由は2つ。

腰痛に効く理由

①腰椎を安定させる

大腰筋は股関節を前から守り、大腿骨を骨盤に押し付ける働きがあります。

これができると骨盤が立つため、腰椎が自然なカーブを描けますし、さらに大腰筋は腰椎の圧縮力を高める事もできるため、安定させるのにも関係してきます。

〈参考〉生体力学モデルによる大腰筋の機能解析

②横隔膜と連結

大腰筋は呼吸の時に働く横隔膜と繋がっています。

大腰筋が弱るとその影響が横隔膜にも出て、呼吸機能が落ちて、胸郭の動きが少なくなります。

胸郭の下に腰椎があるため、胸郭の動きが少なくなると、その分の動きを腰椎で補う事になり、その結果腰に負担をかけてしまうのです。

大腰筋に刺激を入れる

ワーク❶

  1. ヘソから指4本上のみぞおちを触る(この奥に大腰筋がある)
  2. みぞおちを前に押し出す、丸める
  3. みぞおちを横にズラす意識で体を倒す
  4. みぞおちから動かす意識で体を捻る

▼ これを全て5-10回行う

ワーク❷

  1. 足を腰幅にして膝を軽く緩め、壁にお尻をつけて鼠径部の真ん中を触る
  2. 鼠径部から曲げるよにお辞儀をする
  3. 裏ももが伸びてるのを感じとる
  4. これを10回行う

最後まで読んでくださりありがとうございます(^ ^)

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas