どうしてスネをほぐすだけで股関節の動きが良くなるのか?

股関節

柴です。

丁度1週間前にツイートした内容がプチバズりまして。

簡単にいうと、〝スネの前脛骨筋をほぐすと、大腿四頭筋がゆるんで、股関節の動きが良くなる〟といった内容なんですが、

「なんでスネをほぐすだけで股関節が変わるの?」

みたいな質問をちょこちょこ受けたので、本日は、このツイートした内容をもう少し細かく解説していきたいと思います。

スネと股関節の関係

太ももにあり、膝を伸ばす筋肉として有名な大腿四頭筋は、膝のお皿から、股関節をまたいで骨盤に付着しているため、大腿四頭筋が固まると股関節の動きを悪くします。

そんな大腿四頭筋は、Twitterでは、「スネの前脛骨筋と繋がっている」と書きましたが、画像を見る限り直接は繋がっていません。

それで、ある一人の医療系の専門学生?の人から、「こんなのデタラメ。前脛骨筋と大腿四頭筋は繋がっていない。」的なコメントをいただきました。笑

まあ確かに直接繋がってはいないんですよ。

でも、繋がっています。

どういったことかというと、前脛骨筋と大腿四頭筋は、筋膜を介して繋がっているのです。

筋膜の構造

まずは筋膜について簡単に説明しますね。

筋膜とは、簡単に言うと、筋肉を包み込んでいる膜のことです。

この筋膜に包まれた筋肉は、さらにグループごとに筋膜に包まれています。

まず、筋肉全体を包んでいる、一番外側にある膜を筋外膜
いくつかの筋線維を束ねて覆っている膜を筋周膜
さらに、筋線維1本1本を包む膜を筋内膜と呼びます。

このように筋膜は、筋肉を包み込んで、組織同士の摩擦から守ってくれてるわけですが、筋膜にはその他にとても重要な役割があります。

それは、筋肉と筋肉を繋いで、身体の動きを作るということです。

筋膜の役割

筋膜は1つの筋肉を包んで、骨と繋がっているだけでなく、その他の筋肉とも繋がっているため、筋肉同士を連動させて機能させるという役割があります。

今回ツイートした前脛骨筋と大腿四頭筋は筋膜を介して繋がっているため、
例えば、つま先を上げる背屈動作で前脛骨筋は働きますが、この時一緒に大腿四頭筋も働くのです。

このように、筋肉は隣接した別の筋肉と繋がりがあるため、それらの筋肉と連動させて使うことで、身体を動かすことができます。

ただ、残念なことに、この連動は身体を動かす時だけではなく、筋肉の張りや固さも、別の筋肉に伝えてしまうことがあるのです。

筋膜は固さも伝えてしまう

姿勢や動きの癖など、何かしらが影響して、ある筋肉が固まると、その固さが筋膜の繋がりにより、別の筋肉に伝わり、その筋肉までも固めてしまうことがあります。

先程の前脛骨筋を、再度例にとってみましょう。

立った時の重心位置が前にある人が、長時間の立ち仕事をしていると、その時間は常に足首は背屈状態になるため、前脛骨筋は緊張して固まってしまいます。

すると、前脛骨筋と繋がりのある大腿四頭筋も一緒に固まってしまうため、その影響で股関節の動きを悪くしてしまうことがあるのです。

こういったケースの場合、股関節に直接アプローチするのも大事ですが、そもそも前脛骨筋からきてるものであれば、前脛骨筋を緩めることをしなければ、股関節の働きはなかなか改善されません。

そのため、こういったケースの時に、ツイートしたように前脛骨筋のアプローチ必要になるのです。

ちなみに、このケースで股関節の動きが悪くなっている人は、結構多くいます。
だから、ツイートしたんですよ。

再度スネをほぐしてみよう

Twitterでも説明しましたが、ここで再度スネの前脛骨筋ほぐしをやっていきたいと思います。

まずは今の股関節の状態を確認するために、左右交互に足上げをしていきましょう。

それで、今の足の上げやすさ。あと、左右差がわかる人はそれも確認しておきます。

確認できたら、スネをほぐしていきましょう。

スネほぐし

スネとスネの外側にある骨の出っ張りの間に前脛骨筋があります。

ここには足三里と呼ばれるツボがあり、そこを指圧しながら足首を動かしてほぐしていきます。

詳細なほぐし方は【LINE@登録者限定動画】にあるので、そちらをご確認ください。

身体の動きを悪くするツボ

では再度足上げをやっていきましょう。

いかがでしょうか?先ほどより足が上げやすく、左右差も軽減したと思います。

このように、スネと股関節には繋がりがあるため、股関節の動きの悪さでお悩みの方は、スネほぐしをやってみてください。

そして、その他にも股関節の動きを良くする方法はいくつかあり、この記事に書いてあるワークも結構お勧めです。

股関節が使えてる人と、使えてない人の3つの違い

スネほぐしと並行しておこなってみてくださーい!

まとめ

  • スネの前脛骨筋と太ももの大腿四頭筋は、筋膜を介して繋がっている。
  • 筋膜とは、筋肉を包んでいる膜のことで、筋肉と筋肉を繋いで身体の動きを作る働きがある。
  • 筋膜は動き以外にも、筋肉の固さも隣接する筋肉に伝えてしまう。
  • この筋膜の繋がりにより、前脛骨筋が固まると大腿四頭筋が固まり、股関節の動きが悪くなる。

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas