一般的に膝は曲げ伸ばししかできないと思われてます。
ですが、実はそれ以外の動きもするんですよね。それが出来ない人ほど膝を痛めやすいなーと。
様々な人を診てて思うのです。
膝は曲げ伸ばし以外もできる
このツイートでもご説明しましたが、膝は曲げ伸ばし以外にも「スネを捻る」動きもします。曲げる時にスネが内側に捻れて、伸ばす時にスネが外側に捻れるのです。
一般的にはあまり知られていない。だから知ってほしい。
膝は捻る動きもするということを。膝は曲がる時にスネが内に捻れて、伸ばす時に外に捻れる。
それができるから膝の曲げ伸ばしがスムーズにできるんだよね。だから膝を痛めやすい人はこのスネを捻る運動(特に内に)を是非やってほしい! pic.twitter.com/NcE523LqD4
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) February 20, 2019
膝を痛めやすい人ほどこの捻る動きができておらず、特に外側に捻れたままの状態にある人が多くいます。だいたいお皿を基準にスネが親指0.5〜1本分でくらい外にズレてますかね。
なのでスネを捻る運動は、なるべく内側に捻るようにすると良いですね!
そしてその動きをしつつ、必要な筋肉に刺激を入れられると更に効果的です。
スネを内側に捻る筋肉
スネを内側に捻る筋肉は2つあり、1つは膝裏の膝窩筋。もう1つは裏もものハムストリングスの内側になります。
これらの筋肉を意識的に使えるようになると、スネを内側に捻る動作が更に上手く出来るようになるのです。
なのでスネを内側に捻る運動をする時は、この2つの筋肉に刺激を入れながらおこなっていきましょう。
スネを内側に捻る筋肉に刺激を入れる
まずは膝窩筋を緩めて、その後に動かして使えるようにします。
膝窩筋に刺激を入れる
- 膝裏をほぐし膝窩筋を使いやすい状態にする。
- ほぐれたら膝裏を押さえて膝の曲げ伸ばしを10回する。
続いてスネを内側に捻って内側ハムストリングスに刺激を入れます。
スネを内側に捻る
- 膝の外を触る。
- 触れてる指を膝で押し返しながらスネを内側に捻る。
- 何回か捻ったら、内側捻ったままカカトを地面に押し付けて、内側ハムストリングスに力を入れる。
- そこから更に内側ハムストリングスを叩き、より力を入れやすい状態にする。
より詳細なやり方はLINE@登録者限定動画にあるので、そちらでご確認ください。
※2つあるうちの「膝のゆがみを整える方法」の動画になります。
こんな感じで整えてください。
整え終わると膝周りが軽くなったり、片足バランスが取りやすくなったりするので、そういったので変化を感じ取ってくださいねー!