【心労】心が疲れた時は「脇」を伸ばす

メンタル

考え事・悩み事がある
そのせいかあまりよく眠れない、、、

そんな人は、試しに胸のど真ん中(バストトップの間)をグリグリしてみてください。

痛くないですか?

もし痛いようであれば、
もしかしたら心労が溜まり、それで眠れなかったり、胸のど真ん中がほぐすと痛いのかもしれません。

これを解決するには、
実は脇のストレッチが有効なのです。

もちろんこれは対処療法で、
根本はその心労の元を解消しなければならないのですが、
でも対処療法でも、やれば今よりは良くなるので、

なぜ脇のストレッチなのか?

をこの記事を読み進めて理解し、
その上で実践してください。

なぜ脇??

なぜ脇なのか?

その理由は、東洋医学的な考えである、経絡が(けいらく)関係しています。

経絡とは、ツボとツボをつなぎ合わせたラインの事で、
14ある経絡のうち、12の経絡には内臓の名前が振り分けられています。

そのため、経絡と内臓は深い関係があるのですが、
実はそこに感情も関わってくるんです。

今回の「考え事や悩み事による心労」があったりすると、
心臓の経絡(心経)にエラーが出やすくなります。
この経絡が、手の小指から腕の内側を通り、脇まで伸びているのです。

なので脇。厳密に言うと、腕の内側から脇にかけてを伸ばして緩めるのが効果的なのです。

そしてそれにプラス、胸も伸ばせると良いですね。

胸のストレッチも追加して!

心臓の経絡と関係が深いのが、
胸から腕の表側を通り、親指にまで伸びる肺の経絡(肺経)


ここは詳しくは今回解説しませんが、
心臓とこのように関係しています。

そして肺の経絡と似た部分の、
胸から腕の表側を通り、中指にまで伸びる心包経。
心包(しんぽう)とは心を包んでる膜のことで、
心を包んでいるので、心経とも関係する経絡です。

この2つの経絡も一緒に伸ばせるとより良いので、
次のやり方解説を参考にストレッチしてみてくださいね!

心・心包・肺経のストレッチ

今の状態確認

ではストレッチをする前に、今の状態を確認するために、
今の心の状態。
あと胸のど真ん中をグリグリして、痛みの感じ方を覚えておきましょう。

それができたら、心・心包・肺経のストレッチを行なっていきます。

心経ストレッチ

  1. 四つん這いになる
  2. 両手の間の延長線上に手を置く
  3. そのままお尻を後ろに引く
  4. 舌先を上の前歯の歯茎あたりに当てて、鼻呼吸で深呼吸を行い30秒キープする
  5. これを左右両方とも行う

これで腕の内側から脇にかけてが伸びてればOKです!

心包・肺経ストレッチ

  1. うつ伏せになる
  2. 腕を真横に伸ばし、そこから手の平1個分上に手を置く
  3. 体を捻る。余裕があれば、反対の手は腰に当てる
  4. 舌先を上の前歯の歯茎あたりに当てて、鼻呼吸で深呼吸を行い30秒キープする
  5. これを左右両方とも行う

これで胸から腕の表側が伸びてればOKです!

再度、状態確認

では再度、心の状態と、胸のど真ん中をグリグリして痛みの感じを確認してください。

いかがでしょう?
先程より心が落ち着き、少し楽になってると思います。
そして胸のど真ん中の痛みも緩和してると思います。

このように経絡を伸ばすストレッチが結構効くのです!

ストレッチはメンタル調整にも効果的

経絡、内臓、感情
の関係については、ブログに書き始めたばかりで数は少ないですが、
関連記事は2つあります。

なぜ腹筋・背筋ストレッチで、全身の疲れを取ることができるのか?

腰痛の原因は「怒」の感情

このようにストレッチはメンタル調整なんかにも効くので、
やってて損はない運動です。

今後も、こんな感じでSNSやブログにちょこちょこあげていくので、
自分に当てはまるものがあったら、実践して、メンタル調整もしてくださいね!

心と体は繋がってるので、
両方ともまとめて整えていきましょう!

 

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas