負の感情を緩和する方法

メンタル

生きていれば色々ある。

嬉しい事もあれば、悲しい事も辛い事もムカつく事もある。

そしてそういった負の感情を抱く時って、何かしらストレスがかかっていて、子どもであれば嫌だったら泣き叫んで暴れまわる事ができるため発散できるが、大人はそうはいかない。

嫌な事があってもグッとこらえて怒りや悲しみを抑えて。言いたい事も飲み込んで。暴れたくてもジッとしてる。

人によってはそういったストレスを解消する方法を持っていたりするので、そういう人はストレスコントロールができますが、そういったのを持ってない人は上手くコントロールができないですよね。

なのでストレスが溜まる一方になる人も少なくありません。

そんなストレス解消法があまりない人にオススメなのが、今回紹介するお腹をほぐす事。

これをすると少し気持ちが楽になりますよ。

ストレスが溜まると内臓が固まる

イライラ
ムカムカ
シクシク

など怒りや悲しみの感情がある時って心臓がドキドキしてると思います。

何故かというと負の感情を抱いてる時は交感神経が優位に働いているからです。

交感神経とは自律神経の1つで、興奮させる神経になります。なので負の感情を抱いてる時は興奮してるんですね。

そしてこの交感神経は内臓の反応も促します。

例えば、胃腸は働きが落ちます。興奮してる時ってお腹空かないですよね?それは胃腸が交感神経の働きで機能が抑制されてるからです。

そしてその他の内臓も胃腸と同じように何かしら反応するのですが、すると内臓は普段落ち着いてる時とは違う状態になるので、そういった意味で内臓はいつも以上に働くことになります。すると内臓があるお腹周りはガチガチに固まってしまうのです。

そして更にお腹の筋肉も固まります。

ストレスが溜まると体幹が固まる

交感神経が優位になると筋肉も緊張して固まります。

その中でも体幹の筋肉は姿勢を保持するために使われるので常に働いてることになります。そんな常に働いてる筋肉がそこから更に固まると、他と比べ必要以上に固まってしまうのです。

僕も生活してる中で、嬉しい!楽しい!と思う時もあれば、ムカつく!イラっとする!と思うこともあるので、そんな負の感情の時にそっとお腹を押してみると結構固まってるんですよね。

そしてその影響で呼吸も浅くなり、思考も低下して。そのまま行くと負の連鎖に陥ります。

なのでその感情が収まらなくても、とりあえず以下で紹介するようなほぐしでお腹を緩めるんですよ。

すると体もそうですが心も意外とスッキリします。心と体の繋がりを感じる瞬間ですね。

お腹ほぐし

まず手っ取り早くほぐすのなら腹式呼吸が良いです。

腹式呼吸をすると内臓や筋肉が動き、更には副交感神経が優位になるため、お腹が柔らかくなります。

腹式呼吸の手順

  1. ヘソから指4本下の下腹部を膨らます。
  2. 下腹部の反対側の腰を膨らます。
  3. 下腹部と腰を膨らます。
  4. これを各10回ずつおこなう。

※舌を上顎に当てて鼻呼吸でおこなって下さい。

そしてもう1つが、100均などに売ってる健康棒を使ってのお腹ほぐし。これを使うと楽にお腹をマッサージする事ができます。

健康棒を使ったお腹ほぐしの手順

ヘソの指4本のみぞおち、ヘソの上下左右、ヘソから指4本下やその横。

などなどに健康棒を当ててほぐしていきます。痛気持ち良いと感じる範囲でおこなっていきましょう!あとは一点集中でほぐさず、ほぐしきれてなくても場所を移動させて、お腹全体を満遍なくほぐしていきます。

※この健康棒はダイソーで買いました。
※ヘソ指4本下よりも下は、繊細な場所なのでほぐさなくていいです。

組み合わせが効果的

腹式呼吸と健康棒でのお腹ほぐし。

この2つを組み合わせるのが良いですね。

ほぐした後に腹式呼吸をやると、深い呼吸でできるので、より副交感神経に入りリラックスできるためです。

根本解決にはなりませんが、それでもこれらをやると個人的には精神状態が全然変わるのでオススメです。お試しくださいねー!

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解剖学画像の引用元

ビジブル・ボディの提供による画像

VISIBLE BODY ヒューマン・アナトミー・アトラス
https://www.visiblebody.com/ja/anatomy-and-physiology-apps/human-anatomy-atlas