おはようございます!柴です。
4日前に更新した、「【15年間悩んだ肩の痛み】1時間の施術で解消された、その内容とは?」という記事で、
腕の外側の硬さと肩の痛みの関係について書きました。
この記事に書いた通り、親指に力が入ると、その力が腕の外側や肩に伝わり、肩が固まって動きが悪くなるのですが、
こうなると別の部位に歪みが生じるんですよね。
それが肘です。
親指使いすぎると腕の外側が固まり、その影響で肘が歪んで、これがまた肩に悪い影響を与えます。
一体どんな風に歪むのか?
解説していきますねー!
肘に関係する骨は3本
まず肘関節の構成について。
肘は上腕骨に、前腕の小指側にある尺骨。親指側にある橈骨の3本で構成されています。
これらの骨が周辺にある筋肉により動かされ、曲げた伸ばしたり。内や外に捻ったり。
とこのように動きます。
ですが、普段の姿勢や使い方の癖など、様々な事が影響して、この骨の配列が微妙に変わってしまう事があります。
肘の歪み方
前回の記事にも書いたように、
人間は親指側を優位に使いやすく、そこに関係する筋肉が固まりやすいです。
これらの筋肉が固まると、まず肘が外側にくの字に曲がります。
そし肘が伸びきらなくなり、
骨で言えば、
尺骨が内側に捻れて、橈骨が浮いて、前方(手首側)に移動します。
このように歪んでしまいます。
そしてこの歪みを作るのが、この3つの筋肉です。
肘の歪みを作る3つの筋肉
それは上腕二頭筋、腕橈骨筋、円回内筋です。
これらの筋肉が尺骨を内側に捻り、橈骨を浮かせて、前方(手首側)に移動させます。
なのでこれを解決するには、これらの筋肉をほぐしつつ、骨の位置を整える。
更には使えてない筋肉にしっかり刺激を入れて、繋げて使えるようにしていくのが効果的です。
肘の調整方法
調整方法の全てをネットにあげてないので、一部だけ紹介しますね。
腕橈骨筋ほぐし
- 肘を曲げる。
- 肘の外側にできたシワの端をグリグリほぐす。
このツイートした動画の最初にやってるのがそれです。
肘の痛みや動きの悪さ
前腕の張りなどの人は肘を曲げた時に親指側にできるシワの端あたりが固まっている事が多い。
ここをほぐした後、肩のインナーマッスルと繋がる腕裏の筋肉に刺激(肘にある骨の出っ張りの上)を入れると肘周りが軽くなり、動きが良くなる。
隙間時間に試してみてください! pic.twitter.com/5g4j1jUT9y
— 柴 雅仁|「治療+運動」SHIBA式パーソナル (@PT_shiba) March 4, 2019
橈骨を肘側に押し込む
- 手首の親指側にある凹みに、反対の手の親指を引っ掛ける。
- そこにある骨(橈骨)を肘側に押し込む。
- この時、肘を伸ばし、手首を小指側に倒す。
こちらも詳しいやり方は動画を参考にして下さい。
手首が痛い
手がこわばる
指の動きが悪いそんな人は腕の親指側の骨が前にズレて、手首に詰まりを起こしてる可能性がある。
指の中でも親指が一番力が入る分、そこに関係する筋肉は固まりやすいため、その影響で骨がズレてしまう。
手首の親指側のくぼみ指引っ掛けて手前に引くとズレ戻せますよ! pic.twitter.com/6QzK3bZk59
— 柴 雅仁|「治療+運動」SHIBA式パーソナル (@PT_shiba) May 24, 2019
これらをやるだけでもだいぶ肘の動きが良くなり、肩も軽くなります。
なので肘もそうですが、肩の不調でお悩みの方。
肘調整もやって下さいね!
そしてもっと詳しいやり方は、明日のセルフケアサロンのレッスンでやりますので、サロン生の方は楽しみにしてて下さい!